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川柳:入選作俳句:入選作短歌:入選作
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『川柳』 入選作(2016年2月)
選者  小栗 正和

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川柳募集要綱
子供から大人まで、初心者でも大歓迎。はがきに雑詠3句以内、住所、氏名(柳号)、電話番号を
明記し、長岡新聞社「悠久文芸・川柳係」(〒940‐0071 長岡市表町2‐3‐1‐2F)へ。
締め切りは毎月15日、選者の選を経て長岡新聞紙面で毎月第1土曜日に掲載します。その後この
ホームページで紹介します。


如月の秀句

長岡市 中島 貞男    主導権妻が握ってこそ平和
         【評】そうですが、最終判断を下すのは主人です。 川柳らしい作品です。

佳作
長岡市 中島 貞男    もう少し生きねばならぬと昼寝する
                熱燗で二十歳の孫の夢を聞く
       
長岡市 中島 圭一    直線に無駄がないとは限らない
                ためた嘘いつか必ず顔に出る
       
見附市 北村 大成   初詣二字で始まる日記帳
               大書した絆の黒が薄くなる
       
長岡市 山ア 草太   ふれ愛という感触を忘れない
               結局は絆も縁も見えぬ糸
       
長岡市 野田 明夢   どうせ駄目どうせ無理とは思わない
               普段着でしゃべればいいよおもてなし
       
長岡市 渡邉 空歩   中締めのあとが長すぎ年始会
               年玉のあと慎ましく老二人
       
長岡市 大図 栄子   噂とは七五日で消えるから
               正夢で恋が芽生えてゴールする
       
長岡市 近藤 博     恋心知らず童ら歌留多取る
               目隠しを外し仰天福笑い
       
長岡市 西方 要圓   駅弁は人生の旅同じよう
       
長岡市 田中 シズ子  電線に取り残された寒ガラス
       
長岡市 戸田 有花   若いねとお世辞に負けて諭吉出す
       
長岡市 小熊 茂子   宝くじ当たる前から悩む人


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『川柳』 入選作(2016年新春号)
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