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完成すれば市内6番目のIC
長岡市が長岡ジャンクション(JCT)と西山インターチェンジ(IC)間で設置を検討してきた大
積スマートIC(仮称)が9月27日、国土交通省の準備段階調査の実施箇所に選定された。合わ せて、大積スマートICへのアクセス道路となる国道8号線沿いの宮本パーキングエリア(PA)と 長岡ニュータウンを結ぶ「長岡ニュータウン連絡道路」も市の事業として着手される。
昨年10月に実現に向けて総決起大会
国では高速道に平均5`間隔でのICの設置を目指している。長岡ICと西山IC間は約15`あ
り、ICの空白域となっていた。このため、大積パーキングエリア(PA)へのスマートICの設置を 地元住民らが中心になって要望。同スマートICと同連絡道路の早期実現を目指し昨年7月、 整備促進期成同盟会を結成した。10月には総決起大会を行っている。
実現すれば同スマートICは、長岡、長岡北スマート、中之島見附、越後川口、越路スマートIC
に続く市内6カ所目のICとなる。国営越後丘陵公園(宮本東方町)や雪国植物園(宮本町3)な どの観光地、オフィスアルカディア、西部丘陵東地区といった産業地に近い立地となり、長岡の 「西の玄関口」として観光・産業の両面での効果が期待できる。
スマートICの設置は国が、地元自治体からの申請に基づいて許可している。今回の調査は、
ICの必要性が確認できた場所について国が行うもの。関係機関による準備会も設置され、ス マートIC建設のための検討、調整をする。その後、地区協議会へと移行し、実施計画書を策 定し国へ提出する。
準備段階調査への採択で市長らが会見
全国の9カ所でのスマートIC準備段階調査に大積スマートICがあることが判明した27日、市
と整備促進期成同盟会は合同で記者会見を開き磯田達伸長岡市長は、「観光、産業の両面 での効果を期待している。今回の採択で新規事業化へ大きく前進した。関係する皆さんと一緒 に早期実現を目指して進んでいきたい」と述べた。
期成同盟会会長の丸山勝総市議は「議員になってすぐのころに、大積にICをとの質問を議
会でした。その時は実現には程遠い空気で、今回の採択は夢のようだ。ICもそうだが、連絡道 路は地元住民にとって長い間、要望していたものであり心から喜んでいる。今後は早期開通に 向けて、同盟会として支援していきたい」と、期待を示した。
今後は、早ければ1年後に調査終了。事業化が決まり6年後には供用開始となる。市では今
年度予算に、同スマートICの調査検討と同連絡道路の測量、設計に約6700万円を計上して いる。建設費は国と長岡市、東日本高速道路(NEXCO東日本)が出すことになる。
地元の大積地区連合町内会の脇屋雄介会長は「高齢化や人口減少が進む中で、何とかす
る手立てはないかと考えICや連絡道路の話が持ち上がった。調査の箇所に選ばれたことで、 また一歩、実現へ近づき本当にうれしく思っている。大積・宮本地域の全住民の悲願であり、 早期実現のために地域一丸となってがんばっていきたい」と喜んでいる。
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