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地域の話題
新潟5区から立候補表明の前魚沼市長で無所属新人の大平悦子氏(60)は2日、市内選挙事
務所で記者会見した。会見では4野党共闘実現に「オール野党を理想としていたので、期待通 りの展開となった。選挙戦への心強さを感じている」と述べた。大平氏は既に民進、社民両党 県連などからの推薦を受けている。共産、自由の両党の推薦を合わせて、全国でも数少ない 4野党の共闘が実現している。
無所属での出馬を表明
新潟5区が民進党の空白区だったこともあり、補選では野党共闘による候補者の擁立が当
初から模索されていた。解散で総選挙となったことから、大平氏は9月25日、まずは民進、社 民両党の推薦を受けて出馬を表明。28日の解散後は民進党が公認候補ゼロと事実上の解党 状態となるなど情勢が一気に流動化したため、新たに共産、自由の両党から推薦を受けるこ とが決まった。
各地で進んでいた野党共闘も崩れていった中での共闘実現には、大平氏が無所属での出馬
を表明しており、30日には希望の党への推薦を求めない考えも明らかにしたことが大きい。
大平氏は「冷静に判断していきたい。どのような動きがあっても、無所属に変わりはない」とし
ている。
原発ゼロや中山間地の振興などを目指す
原発政策に関しては「福島原発事故の検証ができていない中での再稼働は認められない。
将来的にはゼロを目指す」とした。自民党から前知事の泉田裕彦氏が出馬することに対しては 「(泉田氏とは)中から変えるという点が、考えの一番違うところ。原発再稼働反対であれば、 野党として戦っていくべき」と述べて選挙戦へ意欲を高めた。
そして、魚沼市長として中山間地域の課題解決に努めてきたことから、「人口減少や高齢者
の1人暮らし、公共交通など地方自治体だけで進めていく苦労を知っている。地方創生でがん ばれと言うだけでなく、国もシステムや政策づくりをする必要がある」とし、5人の子育て経験を 生かし、子育て環境の整備や教育問題などにも力を入れたいと話した。
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