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長岡新聞・悠久録(9月13日)No.1557 良寛・貞心尼

 

良寛の里美術館(島崎)書家・内山玲子さんの遺作を展示している。良寛と貞心尼の相聞歌
を、80歳になった書家が円熟した筆致で表現する(「良寛・貞心尼詩歌の世界~凜として艶や
かに~」)▼良寛(73歳・1758~1831)は生前から名筆家として名高く、和歌や漢詩も有名だ
った。江戸の高名な書家が良寛を訪れもした。すでに有名人だった良寛は望めば、いかような栄
達も叶っただろう。しかし終生、大寺の住職に就かず、その日常は「清貧」そのものだったという
▼いつも穏やかで優しさに満ちており、人を和ませた。当時から人々に敬愛され、今も慕う人は
多い。教えを乞い山道を通う貞心尼(74歳・1798~1872)に、「萩の花の咲くころ」は暑さが和
らぐ。その時に来なさい。そして命あれば「ともにかざさん」といたわっている。やさしいのだ。貞心
尼は良寛と交わした相聞歌を、『はちすの露』に遺し、昇華した心の美しさを今に伝えた▼芸術家
の活動サイクルは総じて長い。年齢とともに雑念が取り払われ、味わい深い作品を創り出す冒頭
の特別展はその清浄さを余すところなく示し、心を洗ってくれる。良寛は最後に貞心尼の手を取
り、「裏を見せ 表を見せて 散るもみじ」と詠んだという▼現代人は雑念に追われている。それで
も、良寛の生き方に憧憬を持つ人は少なく無い。(とけいそう)










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