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長岡新聞・悠久録(9月18日)No.1558 ハルウララ

 

競走馬ハルウララ(牝)が死亡した。往年の名馬だ。いや、迷馬と言うべきかもしれない。なに
しろ113回レースに出たが負け続けた。113戦0勝だ。それなのに、逆に人気を呼んだ。「負け
組の星」と呼ばれてブームを巻き起こした▼ファンが急増し、所属する高知競馬場には数千人を
呼びこんだ。馬券の売り上げも急増した。地方競馬場としては、笑いが止まらなかっただろう。フ
ァンは競って、ハルウララを指定、単勝馬券を買った。彼女が勝てば万馬券だ。100円の投資
が大金になる。だが結果は変わらなかった▼1度くらいは勝たせたい。勝てないのは騎手のせい
でないかとして、JRA(日本中央競馬会)のトップジョッキー武豊に騎乗を依頼。今度こそは勝つ
だろうと全国の競馬フアンが期待した。106戦目のこのレースには、1万3000人が来場し、馬
券は8億7000万円も売れた。新記録だった。だが奇跡は起きなかった▼「当たらない」馬券は、
交通安全やリストラ除けのお守りになった。勝つことが全てではない、次にチャンスがきっとある
。人生に負けかけた人にも夢を与えた。ハルウララは大勢のファンから愛され、余生を千葉県御
宿町の馬場で過ごした。「失われた20年」を生きた彼女は、幸せな競走馬だった▼今ネットには
、彼女のはずれ馬券が売り出されている。今も人気者だ。(とけいそう)










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