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No.1093:「天皇退位で10連休」
(12月26日分)

今上天皇の即位10年の記者会見で、皇后は「困難な状況にある人々に心を寄せることは、わ
たくしどもの務めであり、これからも更に心を尽くして、この務めを果たしていかなければいけ
ないと思っています」と、述べられた▼あれからさらに20年経過。天皇陛下は23日で満84歳に
なられた。皇后は1歳違いの83歳。長寿化の時代ではあるが、お二人ともかなりのご高齢であ
る。そのためか退位の希望が出ていた。そのご意向に対して、政府は8日の閣議で政令を決
定。2019年4月30日を退位の日として13日公布した▼天皇の退位は1817年の光格天皇以
来である。これからいろいろの準備が始まる。国民生活に関係することでは、まず年号だろう。
西暦に役割を譲りつつあるが、年号は昔からの日本の伝統である。新しい年号が何に決まる
のか。気がかりなことである▼祝日も気になる。新天皇が即位する5月1日が祝日になれば、
その前後の4月30日と5月2日が休日になる(「国民の祝日に関する法律」第3条3項)。そうな
れば4月27日(土)から5月6日(月)まで10連休が実現する▼そんなに休んで大丈夫なのか。
経済活動はどうなるのか。心配する声があるから、恒久的な祝日ではなく、1度限りの例外に
なるかもしれない。それでも大型連休である。消費活動が盛り上がるのだろうか。これも気が
かりである▼冒頭のお言葉は20年前であるが、そのお言葉の通りにお二人は歩んでこられ
た。退位の日が決まった今、一つの時代が終わる予感がする。(とけいそう)



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