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悠久録(過去の悠久録はこちら)
No.1097:「月面探査レース」
1月16日掲載
月を目指して国際的な民間プロジェクト(月面探査レース)が進行している。国の援助を受けず
に民間が開発した探査機を月面に着陸させる。そのうえで着陸地点から500b以上移動し、
動画や静止画像を地球に届ける。宇宙を相手に通信技術のレベルまでも問われる。月面での
未知のレースである▼参加チームは、まず探査機を独自に開発しなければならない。半年や
1年で開発できないから、必要資金も半端ではなかろう。名乗りを上げたチームは多かったの
だが最終的には5チームだけになった。主催するGoogleが最速で達成したチームに2000万ド
ル(邦貨約22億円)の賞金を出すという。そのほかの賞金を合わせると総額3000万ドル(邦
貨約33億円)▼日本からは「HAKUTO」がチャレンジする。月に住むという白兎からの命名だ
ろうか。ウサギのように敏捷に走って欲しいとの願いがこもる。月面での走行や画像の送信に
は、高い通信技術が必要になるが、auが協力するという。だが資金面ではメンバーが自ら奔
走した。その結晶である探査機はインドのチームが手配したロケットに相乗りする。未解決の
課題もあるようだが、すでに日本を出発。3月には海外勢に伍して月に向かうという▼だがここ
にきてロケットの相乗りが難しくなったようだ。どのような結論になるのか。十五夜、かぐや姫な
どの挿話が私たちに沁みついているように、「HAKUTO」のチャレンジは現代の新しい夢であ
る。ぜひロケットの問題を解決して、夢を実現してほしい。(とけいそう)



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