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(3月6日分)
特殊詐欺が無くならない。長岡市民も次々と騙されている。先日は80代の女性宅に警察官か
ら電話がかかってきた。「詐欺グループを捕まえたら、あなたの偽造カードが使われていまし た。どこのカードを持っていますか」と話しかけられ、カードの明細を話してしまう▼つづいて金 融庁職員が電話口にでる。「カードを再発行します。被害届を出すために残高と暗証番号を教 えてください」とし、「金融庁職員が行くので、カードを渡してください」という。電話がまだ終わら ないうちに、職員が玄関に現れる。まことにスムーズな連携プレーである▼スーツ姿の上品な 雰囲気の男に、ついついカードを渡してしまった。その10分以内に合計150万円を引き出され ていた。騙されたことに気づいても、まことに手際よい手口に成すすべが無い。もちろん警察官 も金融庁の職員も偽者である▼詐欺の手口は日々巧妙になる。50代の男性にはメールで督 促があった。心当たりが無いのでメール記載の電話番号にその旨伝えた。だが払わないと裁 判になると脅かされ、巧みに支払いの必要を説かれてしまう。男性も払ってしまった▼地元の 北越銀行では昨年、行員が顧客の預金から9398万円横領した。騙された預金者は憤慨だろ う。もちろん同人は懲戒解雇である。約1億円もの横領では当然のペナルティーである▼大泥 棒石川五右衛門は「浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」と詠んだという。昔か ら悪事は尽きないもの。騙されないように気を付けなければならない。(とけいそう)
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