長岡新聞:トップ
社主のプロフイール 
購読の申込みメールでOK。 1か月1851円です。
在宅のライターを募集しています(0258−32−1933:希望の方は星野へ) 
新刊案内『長岡築城物語』、『いい湯めぐり温泉紀行』:詳しくはこちら
川柳、俳句、短歌に投稿しませんか:詳しくはこちら


悠久録(過去の悠久録はこちら)
長岡新聞悠久録No.1133:東京五輪の休日化
(6月19日分)
東京五輪の開会式(2020年7月24日)と閉会式(8月9日)のために、国民の祝日を変更する
特別法が成立した。開会式と閉会式の前後で連休を作ろうとする改正である▼方法は海の日
を開会式前日に移し、秋の体育の日を開会式当日に移す。名称もスポーツの日に変更する。
さらに山の日を閉会式の翌日に移す。こうすれば土日と合わせて、4連休と3連休が実現す
る。ただ、年間の祝日数は変えない。そのうえ20年に限った扱いである▼五輪は国家的大行
事であるから、連休のなか国民総参加で楽しむことは意味がある。そのためか、まことにスム
ーズに決まった。だが祝日についてはもう一つの議論があって、こちらは話が進まない。来年
の天皇陛下が退位する日(4月30日)に合わせて、新天皇即位の5月1日を祝日にする案であ
る▼実現すれば4月29日から5月5日までの大型連休になる。とはいえこの案は、ずいぶん以
前から浮上しているものの、実現しないまま推移している。5月1日が労働者の祭典(メーデ
ー)の日であるからか。勤労感謝の日とダブルからか。スポーツは万人から理解を得やすい
が、皇室に関しては様々な意見があるからか▼だが天皇即位ほどの国家的大行事は他に無
いだろう。記念日にふさわしいはずだ。それとも祝日を増やしたくないからであれば別の祝日
を移す方法もある。今回の法改正で祝日移行の先例もできた▼来年のことを議論すると鬼が
笑うという。だが再来年のことを先に決めたのだから、鬼も笑い転げて許してくれるだろう。(と
けいそう)

フリーのライターを募集しています(0258−32−1933:希望の方は星野へ) 。
今のお仕事の合間にできる仕事です。詳しくはココ
購読の申込みも同番号へ
トップへ
戻る