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悠久録(過去の悠久録はこちら)
長岡新聞・悠久録No.1155:これも天の思し召し

大型の台風21号は、関西空港をはじめ、大きな被害をもたらした。溢れた土砂の除去は、まだ
まだ続くようだ。生活インフラなどが完全に復旧するのは当面先になる。今年は猛暑に続いて
大型台風、地震と災害が続いた▼さらに巨大地震が北海道を襲った(「平成30年北海道胆振
(いぶり)東部地震」)。震度7という最大規模の揺れだった。北海道全域で停電が生じ、インフ
ラも機能しなかった。がけ崩れや液状化現象などが広範囲に起きている。道路網が寸断し、新
幹線、在来線、飛行機がとまった▼全面的な停電が北海道全域に広がって、さぞ暗かったこと
だろう。交通信号機もつかない。現代人はいつもどこかに灯りを感じている。細道にも街灯が
あり、「漆黒の闇」とは縁がない。真っ暗でなにも見えない状態は未経験であるから、いきなり
では対応するのも難しい。透析患者をはじめ、病院では命に係わる事態も起きていたようだ▼
光の無い生活は不自由このうえないであろう。だが、予想外のことは起きるものだ。停電につ
いていえば、万一のときは本州側から電力の応援を受ける体制であったという。その機器が停
電で動かなかった。あまりにも予想外の話であるが、経験を活かして対応していくしかない。猛
暑、台風、地震と次々に来襲する災害列島になっている▼電気、水道、ガスなどの都市インフ
ラの断絶は不自由このうえない。中越地震で経験していることだから、被災地の不自由さも想
像できる。これも天の思し召しなのか。一日も早い復旧を願うばかりである。(とけいそう)




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