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悠久録(過去の悠久録はこちら)
長岡新聞・悠久録No.1158:芸術の秋に浸る時

第73回「春の院展」(巡回展)が24日まで、新潟三越で開催になっていた。公益?日本美術院同
人の作品35点のほか、招待作品3点、無鑑査作品11点、一般応募作品から優秀作品100点
超が展示。芸術の秋にふさわしい、展覧会だった▼旧与板町出身の日本画家大矢紀氏、十
四彦氏兄弟(日本画家大矢黄鶴氏の子息)の作品を見つけると、長岡出身者だけに何やら懐
かしくなる。紀氏は同人として『華(はる)月食』を、十四彦氏は招待として『霽(は)れゆく御堂』
を出品していた。長岡在住で活躍の浦上義昭氏は『遊仙郷』を出品し、外務大臣賞、奨励賞を
獲得した▼同展は昭和20年の敗戦後、荒んだ世相緩和のため、当時の占領軍(米軍)と日本
政府の要請で始まった。それだけに外務省の後押しは強い。浦上氏の外務大臣賞は平山邦
夫賞、春季展賞と共に同院展の三大賞の一つである。限りある大賞の一つを長岡人が得たこ
とも愉快である▼市内ではこの時季、多くの美術展が開催になる。市展(56回 長岡市美術展
覧会)は10月27日から11月1日まで。例年1000点近くの出品で賑わう。会期終了後は、山古
志地域(場所=同体育館)と栃尾地域(場所=同体育館)で巡回展が行われる。居ながらにし
て芸術を楽しむことができる▼県立歴史博物館では「徳川の栄華」展が開催され(11月4日ま
で)、県外からも大勢の来館者を集めている。長岡藩主牧野家のゆかりの品々も展示されて
おり、晴れがましい思いにさせてくれる▼芸術の秋に浸る時季になった。(とけいそう)


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