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悠久録(過去の悠久録はこちら)
長岡新聞・悠久録No.1170:「タイヤチェーンを義務化」

珍妙な豪雪対策がでた。国土交通省は気象庁の警報レベルに合わせて、全車両にタイヤチェ
ーンを義務付けるという。これならどんな豪雪でも渋滞は起きないと考えているらしい。しかも
冬用のタイヤ装着車でも変わらない。過去に立往生が起きた場所や急坂など、全国約200区
間で、来年度以降規制を広げていく方針である。移動式の規制標識を制作し、指定個所にそ
の都度搬送・設置して規制すると大真面目である▼振り返れば一昨年1月には、国道8号で大
渋滞が起きた。三条・長岡間では最大約10キロもの大渋滞に達し、抜けるのに10時間を超え
た。さらに今年2月には北陸方面でも大渋滞が起き、県内では死者が9人も出る事態だった。
だからそれを避けたいとの気持ちは万民共通の願いである。だがそれがチェーンなのか。道
路の無雪化が指摘されながら、何にも進歩していない。何のための道路管理者か道路予算か
と思う。情けない▼上越新幹線は日本でも最大規模の豪雪地帯を走る。だが雪のため遅延や
運転休止は生じたことが無い。何故か。それは建設当初から豪雪を考慮。地下水を加熱して
線路に散水することで、完全融雪を実現したからである。同じことを、全国わずか200区間で
何故できないのか。チェーン規制で凌ごうというのは、国民負担の増加で、道路行政の無為無
策を糊塗しようとするかに見える▼紅葉の時季である。野山の輝きは同時に雪への憂鬱さを
運んでくる。タイヤチェーン装着が対応策と聞いて、さらに憂鬱になった。雪国は切ないもの
だ。(とけいそう)

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