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(8月25日分)
「職場体験」が盛んである。学生が、社会の中で働くことの意義や価値について理解を深めよ
うとする制度で、インターシップ制度とも呼ばれている▼当初は大学生が対象でなかったかと 思うが、最近では高校生、中学生とその対象が広がった。長岡市でも熱心に取り組んでいる。 生徒が自ら希望の職種や企業を選ぶ。お仕着せでなく自ら選んだ体験先への取り組み姿勢 からは、若者の情熱が満ち溢れている▼弊社でもお話があれば全て受け入れてきた。先般は 岡村拓海さん(関原中学校2年生)、池浦詠理さん(青葉台中学校2年生)、安藤寧音さん大淵 衣歩生さん、木戸敦也さん(いずれも堤岡中学校2年生)がやってきた▼職場体験に新聞社を 希望しただけあって、皆しっかりした文章を書く。活発に意見を述べ、礼儀正しい挨拶をする。 地元の話題を学校新聞の形に仕上げた生徒もいた▼職場体験は、自己が進むべき今後の進 路選択に役立てようとするもの。社会生活でのコミュニケーションの重要性やマナーの大切さ を学ぶことができる。そのことは地域社会の一員としての自覚をもたらし、郷土発展を考える 機会になる。若者の成長を願い、大きな期待を込めた素晴らしい制度である▼そのうえ、若い エネルギーがオフィスに出現すると、社員まで活性化する。若者の成長の一端を担うことは、 弊社にとってもこのうえなくうれしいことである。可能性に満ちた若者たちである。これからも心 豊かに歩んでほしいと願う▼5人の生徒は、歳月を重ねた社会人にも新鮮な息吹を与えてくれ た。(社主)
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