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悠久録(過去の悠久録はこちら)
No.902:新年おめでとうございます

2016年・悠久録
(1月1日分)


新しい年のはじめにあたり、祝意を申し上げます。皆様にはご家族揃って和やかで、穏やかな
新年を迎えられたことと、心からお慶び申し上げます。今年も旧年通り良い年でありたいもの
です▼今年は中越第震災から11年目になります。これを機に行政主導の復興に一区切り付
け、民間主導の復興へ切り替えると、期待が集まっています。これからの10年は「復興」の冠
を外し「自立して歩む」、新たなスタートになりました▼少子高齢化の進行が顕著になっていま
す。県内の中学校卒業予定者が減少を続けています。本年の全日制高校の学級増は1校1ク
ラスにすぎません。その一方で学級減は13校で合計14学級も減少します。おかげで募集人員
は県全体で560人もの減少です▼長岡市も同様です。市内では2学級減少します。定時制で
も学級減が1校1学級ありました。この減少はそのまま地域を担う若者の減少になり、将来の
労働人口の減少につながります。若者の教育現場が縮小することは、由々しき事態の警鐘で
す。地域社会はお仕着せでない本当の活力を作り上げねばなりません▼政府は「まち・ひと・し
ごと創生本部」を新たに立ち上げ地方創生に邁進します。予算も1兆円規模になります。期待
を込めたいのですが、「町は人が創る」ことを忘れてはなりません。地域活力の醸成がこれか
らの10年間です▼年の初めは「あらたま」といいます。それには年が改まることへの期待が込
められています。「不撓不屈」のエネルギーを、今年も大いに発揮したいものです。(とけいそ
う)


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