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大星 光史選
葉月の秀句‐1
長岡市 田村 明子 夏嵐去ったあとには光る海
【評】結句のあざやかさが一句を引き立てる役目となるとは、とてもいいですね。
葉月の秀句‐2
長岡市 田中 シズ子 清らかに泥より出でし蓮葉かな
【評】蓮の美しさを「泥」から出た葉の清らかさと表し、それがこの句のよさとなって
いる。
葉月の秀句‐3
長岡市 矢島 佳子 群青の空にふんわり夏の雲
【評】「ふんわり」が妙に効果的でいいですね。
葉月の秀句‐4
長岡市 甲野 栄子
紫陽花のそこだけ明るいつゆの空
【評】「梅雨空」の鮮明さが紫陽花とよくマッチしました。
佳作
長岡市 藤原 一夫 夕立の雨脚の刺す庭の土
長岡市 金澤 秀作 夕焼や黄昏染まる日本海
長岡市 宮下 点亭 夏鶯聞きつつぬける朝の杜
長岡市 今井 敏 あじさいの今朝はほのかに藍ふくみ
長岡市 大図 栄子 闘牛場吹き抜けてゆく青嵐
長岡市 青木 流子 青山や揺るる吊り橋渡り切る
長岡市 林 惣峰 首に良し親父の形見籠枕
長岡市 島田 文代 古民家の傷跡深し合歓の花
長岡市 小林 雪子 珍しき品種朝顔道の駅
長岡市 清水 五茶 命乞ふ如き口付け岩清水
長岡市 田村 藤枝 挨拶もニュースも猛暑猛暑かな
長岡市 小熊 茂子 三才児水鉄砲で風呂にさそい
長岡市 小林 仙子 空みれば我もの顔の入道雲
長岡市 戸田 有花 オニヤンマ大きな眼(まなこ)万華鏡
悠久文芸、短歌・俳句を募集
長岡新聞社では、短歌・俳句を募集しています。子供から大人まで、初心者でも大歓迎。多く
の応募をお待ちしています。
応募方法は、はがきに自由詠3首、3句以内、住所、氏名(号)、電話番号を明記し、長岡新
聞社「悠久文芸 短歌係、俳句係」(〒940‐0071 長岡市表町2‐3‐1‐2F)へ。締め切りは 毎月末、発表は翌月第3木曜日発行の本紙上(長月の短歌・俳句は、9月17日(木)に掲載予 定)。
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