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大星 光史選
霜月の秀句‐1
長岡市 田中 シズ子 橋一本渡った先は銀杏道
【評】銀杏いっぱい。道。そして橋一本。秋のよさが身に染み入る風景です。
よかったですね。
霜月の秀句‐2
長岡市 矢島 佳子 参拝に足どり軽く天高し
【評】足どりが軽くしかも天が高く感じられる。ゆたかな日ですね。"参拝"い
いですね。
霜月の秀句‐3
長岡市 金澤 秀作 色づきし青空の下熟れる柿
【評】"柿"ポツネンと熟れている。青空直下の点景…いいですな。
霜月の秀句‐4
長岡市 大図 栄子 鈴虫のゆらす闇あり念仏講
【評】念仏講への親しみがこの一句へとしみじみにじむ。
佳作
長岡市 田村 明子 くもの囲に柿の葉ゆらりゆらりかな
長岡市 甲野 栄子 秋日和胸いっぱいに深呼吸
長岡市 林 惣峰 怠け者腰が上がらぬ冬支度
長岡市 島田 文代 表札の一文字かくす蔦紅葉
長岡市 藤原 一夫 初冬や晴れ渡れるも身にしみる
長岡市 田村 藤枝 十六夜の月のほのぼの朝ウォーク
長岡市 宮下 点亭 畦道のコスモスに風老夫婦
長岡市 青木 流子 秋刀魚焼き今宵は家族皆揃ふ
長岡市 津端 セツ ワイパーの動きの早き秋時雨
長岡市 今井 敏 稜線をくっきり穂高秋の空
長岡市 佐藤 宮野 秋晴れて此の幸いの限りなく
長岡市 小熊 茂子 夫婦アゲハ遊々遊ぶ秋の空
長岡市 戸田 有花 友と旅語りつくせぬ秋みじか
長岡市 小林 雪子 見上げれば雲の流れに秋おしむ
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