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2016年12月:俳句入選作
大星 光史選

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俳句募集要綱
子供から大人まで、初心者でも大歓迎。はがきに3句以内、住所、氏名(俳号)、電話番号を明記
し、長岡新聞社「悠久文芸・俳句係」(〒940‐0071 長岡市表町2‐3‐1‐2F)へ。
締め切りは毎月末日、選者の選を経て長岡新聞紙面で毎月第3木曜日に掲載します。その後この
ホームページで紹介します。


師走の秀句‐1 
長岡市 金澤 秀作
雁の群れ帰りを急ぐV字かな
 
【評】「V字」も一つの詩風景。よかったですナー。

師走の秀句‐2
長岡市 青木 流子
黄落(おうらく)や栃の広葉を踏みてゆく

【評】栃の木の落葉を踏んで行く詩人。ともあれ秋のポエムなんですね。

師走の秀句‐3
長岡市 藤原 一夫
侘助を茶席に生けし凛とする

【評】よかったですネ。結句の味わいを感銘できたチャンスなんて―。よかった、よかった。

師走の秀句‐4
       長岡市 田村 明子
移りゆく思ひのままや秋夜長

【評】「秋夜長」。「思いのまま」の心たのしさ。俳句つくりはともあれ楽しい―。
       
師走の秀句‐5
長岡市 小林 三郎
うら山を散歩するとや葉音かな

【評】散歩と葉音。まさに秋。詩人、俳人でありたしとも―。

師走の秀句‐6長岡市 小林 良子
母を連れ眺むる紅葉色の濃き

【評】お母さんと一緒に眺めた紅葉。その色のあざやかさは吉(よ)きかな、吉(よ)きかな―。

師走の秀句‐7
長岡市 甲野 栄子
見えねども部屋に活けたる菊かおる

【評】見えないが香る?ステキな詩風物―。


佳作
長岡市 林 惣峰
声嗄らしテントの市や炬燵あり

長岡市 今井 敏
母の忌や菊の香のくる日向かな

長岡市 田中 シズ子
年の暮病の人の気掛りに

長岡市 矢島 佳子
連日の側溝そうじ木の葉舞ふ

長岡市 島田 文代
齢重ね苦あり楽あり除夜の鐘

長岡市 小林 仙子
池のなか真赤な紅葉うめつくし

長岡市 大図 栄子
とぎれ啼く虫の音細し息ひそめ

長岡市 津端 セツ
朱鷺色の秋の夕焼ため息す

長岡市 小熊 茂子
ブドウ食べ名も知らずおいしいなあ


悠久文芸、短歌・俳句を募集
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の応募をお待ちしています。
 


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2016年11月:俳句入選作
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