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 栃尾文化センターが閉館になる
FINAL展を開催

 栃尾地域交流拠点施設「トチオーレ」が今年5月、オープンする。これに先立ち3月には、栃
尾文化センター(中央公園)と栃尾市民会館(同)が閉館する。市栃尾支所周辺の公共施設再
編「交流拠点施設等整備基本構想」による再整備であり、同地域は大きな変貌をとげる。
同文化センターは2009年4月から鰍mKSコーポレーション(新潟市中央区)が指定管理者と
して管理運営してきた。そこで同社では、同センターの管理運営の中で企画し発信してきた各
種のイベントを振り返って「栃尾文化センターFINAL展」を27日まで、市栃尾美術館(上の原
町)で開催する(栃尾地域の園児の絵画や工作を展示する「ふるさとのこどもたち展」と併催)。
同文化センターを懐かしむ人が大勢、展示を見つめていた。観覧無料。

センターがなくなってしまうのは、さみしい

同FINAL展では、これまでの企画展等のポスターが壁一面に飾られ、同センターの様々な活
動を示している。会場には昔の子どものおもちゃなども並び興味が尽きない。
駄菓子の展示コーナーでは、昔の駄菓子屋さんをミニチュアで再現し郷愁を誘う。同センター
の職員が手作りしたという。消しゴムで制作した恐竜たちもいる。サッカーを楽しんでいる。大
人から子どもまで楽しめる展示になっている。
 また、会期中には、ワークショップも開催。20日には、「ミニチュアびんジオラマづくり」に親子
連れが参加。小さな瓶のなかに消しゴムの動物と草や柵を配置し、ジオラマづくりを楽しんでい
た。27日には「食品サンプルづくり」も行う。
これまでにも同センターの食品サンプルなどの工作教室に参加したことがあるという親子は、
「子どもが工作好きなので、喜ぶし、楽しかった。(同センターが)なくなってしまうのは、さみし
い」と話していた。

人と人とのつながりで、展示が広がっていった

同センターは同社が管理運営をするようになって以降、地域住民の作品発表の場となってき
た。「人が集まる場所にしたい」との思いが工作教室や映画の上映会、展示会などの企画にな
り、大勢の参加でいつもにぎわった。
時には同センターを飛び出して、県内各地の施設や保育園、学校などでも展示会や工作教室
を行うなど、活発な活動をしてきた。膨大な数のだるまを展示した「だるまこれくしょん展」、野
菜や動物などをモチーフにした「けしごむ展」、「食品サンプル展」などをはじめ、「だがしてん」
「こけし展」「多田清虹作品展」「加治聖也世界展」「土鈴展」「とちおてまり展」「菓子木型展」「あ
りがとう西谷小学校展」など、多彩な展示を続けて大きな支持を受けてきた。
同センターの大竹優館長は「人と人とのつながりで、展示が広がっていった」と話す。たとえば
「だるまこれくしょん展」は、「とちおてまり展」を目にした同地域のだるまコレクターから持ち込
まれた企画だったという。一つの企画がさらに新たな企画を生んでいったようだ。
同社では指定管理者としての受託業務は終了するが、一方で出張展示などの依頼が多く寄せ
られるなど活動が広がっている。このため、栃尾地域を活動拠点として展示依頼に応える部署
の発足を予定しているという。

【交流拠点施設等整備基本構想】
栃尾支所周辺の一部公共施設は老朽化や耐震性不足などの問題などから再編が検討され、
交流拠点施設の整備も含め基本構想が練られた。
同構想により交流拠点施設(トチオーレ)を新たに建設。現市民会館は駐車場に、文化センタ
ーには市栃尾支所が移転する。そのため現支所跡地は売却を含め活用を検討する。

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