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『長岡築城物語』、『いい湯めぐり温泉紀行』、『浦上義昭対談集』、『たまこより(猫の写真集)』
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今年も降雪による被害が各地で生じている。新潟県全体では死者16人、重傷68人、軽傷81人
と人的被害は165人になった。長岡市では死者4人、重症者11人、軽傷者12人である。いず れも2月18日現在。
長岡市は死者4人
長岡市の死者2人は以下の通り。
▽1月13日60代女性=除雪作業中に自宅車庫前の用水路に転落し、死亡しているところを家
族が発見した
▽1月21日、80代男性=雪下ろし中に高さ約3bの屋根から転落し、倒れているところを家族
が発見した。
▽2月5日、80代男性=自宅車庫でエンジンがかかっている除雪機の脇で倒れているのを家
族が発見。外傷が無く周囲の状況から除雪作業が原因の発症と判断された
▽2月17日、90代女性=自宅わきの用水路のなかでたおれていたところを近隣住民が発見し
搬送。周囲の状況から除雪作業中だったと判断された
長岡市以外の県内の人的被害は138人
県内の長岡市以外の死者は以下の通り。
▽12月26日上越市で70代男性=自宅敷地内の雪の中で死亡しているところを発見され、周辺
に除雪道具があったことから除雪中に死亡したと判断された。外傷なし。
▽12月30日十日町市で60代男性=小型除雪機のオーガ(刃)に服が巻き込まれた状態で発
見され、病院で死亡が確認された。
▽1月2日十日町市で80代男性=自宅屋根の除雪作業中に約7bの高さから転落したところ
を目撃され、その後、搬送先の病院で死亡が確認された。
▽1月5日湯沢町で70代女性=警察に捜索依頼があり、自宅裏で屋根からの落雪に埋まって
いる状態を警察官が発見。死亡が確認された。付近にスコップがあった。
▽1月5日十日町市で40代男性=屋根で除雪中に卒倒し倒れ、心肺停止に至った。一緒に除
雪作業をしていた方が倒れるのを目撃し通報した。
▽1月13日魚沼市で80 代男性=自宅の前で除雪作業中に倒れているところを発見された。
病院搬送時には心肺停止状態で、その後、死亡が確認された。
▽1月15日湯沢町で70代男性=自宅の除雪作業中に突然倒れ意識不明となり、病院へ搬送
されたが、すでに心肺停止状態。その後、死亡が確認された。
▽1月18日南魚沼市で80代男性=管理している建物の除雪を1人で行っていた。帰宅しない
ため家族が見に行き、倒れているところを発見した。
▽1月25日南魚沼市で50代男性=勤務先の除雪中に屋根雪が落下して雪に埋まり、水路に
頭から落ちて心肺停止状態となった。その後、死亡が確認されたの。
▽2月7日津南町で80代男性=自宅敷地で重機の乗車部分から半身が外に出た状態で発
見。周囲は除雪作業中の状況だった。搬送時には死因は不明であったが、その後除雪作業 中の疾患発症と判断
▽2月12日上越市で70代女性=近所の人からの相談を受け警察が捜索したところ、自宅脇で
死亡しているのを発見。周囲の状況から除雪作業中の発症によるものと判断
除雪作業中の注意
県(防災局危機対策課)では除雪作業中の事故を防止するため、「1人でしない」「無理しな
い」「落雪・転落 気をつけて」を合い言葉に、除雪作業を行う際の注意点を以下に挙げて、十 分注意して除雪作業を行うように指導している。
@除雪機に詰まった雪の除去は、エンジンを止めてから
A2人以上で作業。やむをえず1人の場合は、家族や隣近所に声を掛けてB作業前には、流
雪溝や水路等の危険箇所を確認する
Cハシゴはしっかり固定し、昇降時は特に注意
D高所作業中は足を滑らせないよう注意
Eヘルメットや命綱等の安全対策を
F軒下での作業は、屋根からの落雪に注意
G無理をせず、こまめに休憩
なお、除雪作業中に発生する事故の傾向として、死亡事故の多くは1人での作業中に発生して
いる。雪下ろし等除雪作業中は、屋根やハシゴからの転落が原因と指摘し重ねて注意を呼び 掛けている。
詳しくは星野まで。(0258−32−1933) (naganews@crest.ocn.ne.jp)
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