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『長岡築城物語』、『いい湯めぐり温泉紀行』、『浦上義昭対談集』、『たまこより(猫の写真集)』
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「地域高規格道路・長岡東西道路」のうち、宮内町交差点から立川綜合病院前までの区間
(一般県道滝谷三和線)の道路工事が完了して、3月24日に開通した。これにより国道17号長 岡東バイパスと川西方面が、フェニックス大橋を経由してつながり、「長岡東西道路」の全線が 開通となった。
新型コロナウイルス感染防止のため式典は行われず、午後2時に開通を告げる花火が上が
った。
「気持ちイー」と一番乗り
宮内町交差点は、スイミングスクール、原信、コメリ、ドラッグストア、ファミリーレストランなど
が集中する商業地域。開通の半時間ほど前から近所の住民ら数十人が集まり始めた。二人 連れの女性は「フェニックス大橋の開通は見ることができなかった。一生に一度は晴れの式を 見たいと思って」と話す。「車は無いが、歩いて立川病院に行ける」、そして「(病院前の)百円シ ョップにも」と笑い合った。
交差点から東に伸びる新道は、新幹線の高架の下を通る。2時ちょうど、その高架の上に花
火の音と共に白い煙が上がると、通行止めのコーンが撤去され、パトカーの先導で一般車も 通り抜けた。2分ほどすると立川綜合病院側から県の道路パトロール車を先頭に車列がやっ て来た。その後も車の流れは絶えず、新しい大動脈が誕生したことを実感させた。
車道の北側に設けられた歩道も開放され、高校生らしい数人が一番乗りで「気持ちイー」と叫
びながら自転車で走り抜けた。
新道は長さ540b、幅員12bで、既存の車道と立体交差させるため、ゆるやかな勾配があ
る。のぼりきると、南には雪の残る田んぼが広がり、北は上条町、東には立川綜合病院や旭 岡の大型郊外店の看板が見え、徒歩10分ほどで病院に着く。散歩がてらに渡り初めをする高 齢者も少なくなかった。
構想45年の東西道路
「長岡東西道路」は、長岡ニュータウン整備計画の一環として1977年からの構想だった。94
年に地域高規格道路の計画路線に指定されたが、時代の変化で長岡大橋や長生橋の交通 渋滞の緩和や、合併市町村との連携という新しい目的のもとで、建設が進んだ。2013年にフ ェニックス大橋と左岸バイパスが開通した。
このたび、立川綜合病院前から宮内町交差点までの県道が開通したことで、長岡バイパス
の高畑南交差点から宮内大橋、フェニックス大橋を経由して新産・長岡インターへ、まっすぐに 向かうことができるようになった。山古志、栃尾、越路方面から長岡にある3つの基幹病院へ のアクセスも向上する。
越後交通バスの宮内環状線の運行経路も、4月1日から変更される。長岡駅東口発の内回
り(市立劇場先回り)で立川綜合病院前へ行く場合、宮内駅前から先は、宮内1丁目→曲新町 1丁目→バイパス経由で病院だった。4月1日からは曲新町1→南部体育館(新設)→宮内町 交差点経由で病院となる。外回り(病院先回り)の場合も、花園町などを経由して病院に着い たあと、宮内町交差点から南部体育館等経由で宮内駅前となる。
「取材を終えて」(「記者の目」)
既存県道の拡幅を
記者は、県道開通の取材後、宮内駅前方面から長岡駅方面へ自家用車を走らせようとした
ところ、宮内町交差点で信号待ちになった。この交差点は、これまでは長岡駅方向への直進と フェニックス大橋方面への左折の2車線、そして逆方向の1車線だった。しかし、新県道の開 通に合わせて、立川綜合病院方向への右折車線が新設され、合わせて4車線となった。幅員 は変わらないので、車線間隔は狭くなる。
私の走りたい直線路線は空いていたが、右折車と左折車の間に入り込むのは難しく思われ、
その手前で停車した。すぐ前の左折車が気づいて車を少し左に寄せてくれたが、それでも無理 しない方がいいと思われる間隔しか空かなかった。
信号が青になり、手前に停車していた2台の右折車と2台の左折車が動き出してから自分の
車を恐る恐る、発進させた。
普通車が譲りあってもこの状態で、いつ接触事故が起きても不思議でない。バスなど大型車
の場合、渋滞もあり得るかも知れない。病院へのアクセスが良くなったからといって、救急車が スムーズに通れるのだろうか。
既存の県道の拡幅が急務だと感じた。
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