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世界に通じる人材の育成を支援しようと16日、一般財団法人「絆基金」は長岡技術科学大学
(上富岡町)と長岡造形大学(千秋4)に寄付金を贈った。両大学を訪れた同財団理事長の平 澤清二・高野不動産社長が、技大の鎌土重晴学長と造形大の馬場省吾学長に寄付金を手渡 した。
同基金は、長岡を中心に県内で不動産業などを展開する高野不動産グループ(柏町1)が、
2015年に創業50周年を迎えたことを記念して学生や社会人の起業家を支援しようと設立し た基金。企業理念として掲げる「志をもつ人が企業をつくり 企業は人、地域、社会の進歩発 展のために貢献する」から、「世のため、人のため」に役立つという高い志を持った人材の育 成を目指し個人や学校、企業などへの支援をしている。
国際的な人材育成をする両大に寄付
両大学では、国際的に活躍できる人材の育成を目指した教育に取り組んでいる。同財団で
は両大学への寄付金贈呈を主要事業の1つとしており、創設から続け今回で7回目となる。学 生の役に立つために、寄付金の用途を定めず自由に使ってほしいとしている。
技大では、寄付金は絆基金の趣旨を受けて、留学生の修学支援などに活用する。鎌土学長
は「コロナ禍でアルバイトがなくなるなど、留学生には特に大きな影響が出ている。来日時の給 付金や学食での支援などで活用したい。高野不動産には、多くの学生がアパートなどでお世話 にもなっており、これからもさまざまな面で連携していきたい」と、絆基金に対し感謝状を贈っ た。
造形大では、広く学生の修学支援のために寄付金を用いるとしている。馬場学長は「毎年、
決まった時期に高くの寄付をいただき本当にありがたく思っている。学生たちのために有効に 使わせてもらいたい。コロナ禍で学生たちにも色々と閉塞感があるが、学生のモチベーション がアップするよう引き続き支援していきたい」と感謝した。
平澤理事長は「大学が必要だと思うことに、寄付金は自由に使ってもらいたい。少しでも学生
たちの役に立てるよう、これからも支援を続けていきたい」と話していた。
同社は、1956年に創業者の高野正廣が不動産と建築業を始め、1967年に高野不動産と
して柳原町に創業した。現在は長岡市を中心に宅地造成や宅地取引業、不動産貸付業など を行う市内最大規模の不動産業者となっている。グループ企業も含め、宅地分譲や商業集積 地の開発といった総合デベロッパー事業にも県内各地で取り組んでいる。
詳しくは星野まで。(0258−32−1933) (naganews@crest.ocn.ne.jp)
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