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小泉監督が舞台あいさつ
幕末の長岡藩で家老とし藩政改革に努め、北越戦争では軍事総督を務めた河井継之助(1
827―68年)が主人公の映画『峠 最後のサムライ』(6月17日全国公開)の関係者向け試写 会が19日、T・ジョイ長岡(千秋2)で開かれた。試写会に先立ち磯田達伸市長が会見を開き、 公開に合わせた関連事業を発表した。
関係者らが試写会で映画を楽しむ
映画は司馬遼太郎の小説『峠』を原作とし、北越戦争を中心に河井の生涯や幕末の長岡藩
が描かれる。監督・脚本の小泉堯史さんは、黒澤明監督の助監督として数々の名作に携わ り、監督作品では日本アカデミー賞などで多くの受賞をしている。連載中の原作を読んでから、 小泉監督は映画化を考え続けていたという。
河井役の役所広司さんは、映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(2011年)の山本五十
六に続き長岡の偉人を演じた。河井の妻おすが役に松たか子さん、長岡藩11代藩主の牧野 忠恭役に仲代達矢さんと、豪華キャストが集まった。2018年9〜11月に県内各地でロケが行 われ、市内の撮影では多くの市民がエキストラとして参加している。
2020年の公開を当初は予定していたが、コロナ禍により3度の延期を余儀なくされた。よう
やくの公開に、待ち望んでいたファンらは喜んでいる。試写会には、磯田市長や旧長岡藩主牧 野家の17代当主・牧野忠昌さん夫妻、河合継之助記念館の関係者など約150人が参加し た。
上映前に小泉監督があいさつし、「新潟でのロケハンでは、地元の皆さんに俳優が演技をし
やすいような環境を作ってもらい支えられた。おかげで想像以上にうまくいった。やっと皆さん にお見せできることができて、ほっとしている」と話した。
映画では「言葉にこだわった。せりふの一つひとつに気をつけて、言葉に耳を傾けてほしい」
と見どころを語り、「映画を見て、登場人物たちを思い出してもらえればうれしい。公開を前に 期待と不安でいっぱい」とした。上映が始まると、参加者たちは食い入るようにスクリーンを見 つめていた。
詳しくは星野まで。(0258−32−1933) (naganews@crest.ocn.ne.jp)
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