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新刊案内『長岡築城物語』、『いい湯めぐり温泉紀行』:詳しくはこちら
選者 小栗 正和
卯月の秀句
長岡市 中島 圭一 故郷は苦き物なり蕗の薹
【評】故里の句の味のほろ苦さを忘れられない作者の心情が、ひしひしと伝わってきます。
佳作
長岡市 中島 圭一 焼鳥の匂いが家路遠くする
つまさきにセンサー欲しい父の足
長岡市 野田 明夢 よくもまあ地図のない道来たもんだ
長生きに感謝を込めて八十才
長岡市 山ア 草太 ついに来た老人会の赤紙が
そう読むか感服します子供の名
見附市 北村 大成 春の風泣くも笑うも桜咲く
パソコンに生きる時間を左右され
長岡市 中島 貞男 この歳で初恋の夢で汗をかく
歯ごたえの無い物ばかり箸すすむ
長岡市 渡邉 空歩 大げさに嘘も方便盛り上げる
懐かしむ子供時代はセピア色
長岡市 近藤 博 デジタルにアナログ族はつきゆけず
子供らは未来国家の構築者
長岡市 今井 敏 進学が決まり娘は春うらら
つくってもつくっても愚作春の夜
長岡市 大図 栄子 ボケ防止日記を書いて二十三年
川柳を考えるだけ呆け防止
長岡市 田中 シズ子 いつ見ても若く美わし皺の顔
春なれど物価高騰思案顔
長岡市 西方 要圓 夜中にも月が出ている雲隠れ
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