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新刊案内『長岡築城物語』、『いい湯めぐり温泉紀行』:詳しくはこちら
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選者 小栗 正和
長月の秀句
長岡市 中島 圭一
深爪が時の流れをジッと待つ
【評】まさに秀句です。作者の感情が、ひしひしと伝わってくる川柳らしい作品です。
佳作
長岡市 中島 圭一
本心は絶対見せない腹話術
童謡も童話も有った祖母の背に
長岡市 山ア 草太
毬栗の頭の時代想う秋
五十年前の指輪が見つからぬ
見附市 北村 大成
遠花火神輿担いだ腕さする
老いてこそスマホと生きる日々がある
長岡市 中島 貞男
あれも駄目これも駄目よと血圧計
知った振りするより卑怯知らぬ振り
長岡市 野田 明夢
ナイアガラフェニックスみな鎮魂歌
遠回りした分見聞広くなる
長岡市 田中 シズ子
故里や黴の香の立つ母の家
長岡市 近藤 博
話すけど共に難聴聞き取れず
長岡市 渡邉 空歩
錠剤を広げ一日始まりぬ
長岡市 大図 栄子
里帰る弾ける子等の夏帽子
長岡市 西方 要圓
西瓜食べ夏の暑さに思い出す
長岡市 小熊 茂子
今の花さっぱりわからん花畑
長岡市 猪嶋 和子
暑い夜飲酒のほてりで寝不足に
長岡市 島田 榮太郎
許せない政治と金の黒い糸
長岡市 林 睦子
すよし川よしのあいだですすずめなく
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