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川柳:入選作俳句:入選作短歌:入選作
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『川柳』 入選作(2016年8月)
選者  小栗 正和

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川柳募集要綱
子供から大人まで、初心者でも大歓迎。はがきに雑詠3句以内、住所、氏名(柳号)、電話番号を
明記し、長岡新聞社「悠久文芸・川柳係」(〒940‐0071 長岡市表町2‐3‐1‐2F)へ。
締め切りは毎月15日、選者の選を経て長岡新聞紙面で毎月第1土曜日に掲載します。その後この
ホームページで紹介します。


葉月の秀句       長岡市 渡邉 空歩  聞く身にもなれと自慢は返事だけ
【評】つまらない話をくどくどと聞かされれば、返事もしたくありませんね。生活の一こまを表現し
た味わい深い作品です。

佳作
       長岡市 渡邉 空歩  手術後の家より酒が消えている
                     あに嫁をついおに嫁と間違える
       
       長岡市 野田 明夢  普通体これが中々出来なくて
                      この土にいつかは還る生き様よ
     
       長岡市 山ア 草太  菩提寺の五百羅漢に父の貌
       
       長岡市 中島 貞男  半音を下げればみんなうまく行く
                      いざ出陣午前は歯医者午後眼医者
    
       見附市 北村 大成  当たらないジャンボなくじを買う勇気
                     指笛をだれに伝える霧の中
       
       長岡市 大図 栄子  立ち話じっと聴いてる青蛙
       
       長岡市 近藤 博   炎天下暑いわけだよ火が燃える
       
       長岡市 中島 圭一  喜寿の母まだまだ健脚温かし
       
       長岡市 西方 要圓  夏呆けの季節が又とやって来た
       
       長岡市 小熊 茂子  医者通い何んで疲れるあの時間

       長岡市 猪嶋 和子  今年も又逢瀬を楽しむ野菜との

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『川柳』 入選作(2016年8月夏の特集号)
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