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新刊案内『長岡築城物語』、『いい湯めぐり温泉紀行』:詳しくはこちら
記者を募集しています(0258−32−1933:星野へ)
選者 小栗 正和
宿題「吹く」
特選
長岡市 山口 文雄
首で吹く尺八音色ままならず
秀逸
東海市 斉藤 浩美
吹く風は敵か味方か甲子園
見附市 北村 大成
知と勇気吹いても飛ばぬ駒となる
長岡市 近藤 博
川風の吹き抜け涼しい夏座敷
佳作
長岡市 戸田 有花
吹く風は初夏のみどりと人を呼ぶ
長岡市 小室 清琴
貴女へと恋の吹矢で射止めたい
長岡市 中島 貞男
腹割った話に風が吹き抜ける
長岡市 野田 明夢
信用度ほら吹く男嫌われる
長岡市 田中 シズ子
山伏がほら貝吹くや寺回り
長岡市 加藤 孝子
大正の琴爪弾けば吹く風に
長岡市 山ア 草太
尺八もトランペットもプロの域
長岡市 中島 圭一
なせばなる吹けば飛ぶよな俺だけど
新潟市 大川 聡
困ったな明日の風は台風だ
長岡市 佐藤 好弘
吹く風に帽子とられてはずかしや
長岡市 大図 榮子
法螺吹く根葉もつけて飛んでゆけ
宿題「心当たり」
特選
長岡市 山口 文雄
フィクションの見過ぎ犯人直ぐ予想
秀逸
東海市 斉藤 浩美
心当たりなき筆跡の文が来る
見附市 北村 大成
検査後に心当りが一つ増え
長岡市 渡邉 空歩
噂され心当たりが見当たらず
佳作
長岡市 近藤 博
その件は心当たりのある話
長岡市 中島 貞男
忘れ物心当りを一回り
長岡市 中島 圭一
埋蔵金心当りと言われても
長岡市 山ア 草太
おれおれの心当たりの無い女系
長岡市 島田 榮太郎
あの頃の心当りが記憶なし
長岡市 西方 要圓
今年又心当たりの夏祭り
長岡市 戸田 有花
言えません心当りはありますが
見附市 北村 大成
へそくりの心当りが姦しい
長岡市 渡邉 空歩
早とちり心当たりもないくせに
長岡市 山ア 草太
古稀の会心当たりの無い女性
宿題「眠る」
特選
東海市 斉藤 浩美
陶枕に寝て仙人になるつもり
秀逸
長岡市 渡邉 空歩
雷も地震も知らず眠る妻
長岡市 山ア 草太
眠る時帰って来るさ古女房
長岡市 島田 榮太郎
海底に眠る宝は考古学
佳作
長岡市 山口 文雄
大物は眠るが如く大往生
長岡市 野田 明夢
眠り上手場所を選ばずすぐいびき
長岡市 田中 シズ子
毎日が睡眠学習実践中
長岡市 小室 清琴
終電車疲れて車庫までお供する
長岡市 加藤 孝子
眠るまい睡魔勝てずドラマ終え
長岡市 小熊 茂子
悩み事ひと眠りし考えて
長岡市 佐藤 好弘
夏が過ぎ眠る初秋また眠る
長岡市 山ア 草太
悪くない奴だがいつもよく眠る
長岡市 島田 榮太郎
眠ってはいけない所で大いびき
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