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大星 光史選
師走の秀歌‐1
長岡市 青木 流子
逝きし犬に手向けんと友は拾い来ぬ袢(はん)纏(てん)木(ぼく)のやさし黄の葉を
【評】下二句とても優雅でやさしいですね。よきかな"生"とも思います。
師走の秀歌‐2
長岡市 今井 敏
短歌(うた)俳句夜の机に向かう時吾れ一番の床しき時なり
【評】あなたにとっての床しさ。とても良いひとときと自らのホメのタイムなんでしょうね。
師走の秀歌‐3
長岡市 小熊 茂子
雨のなかコスモス畑へやっとつく花一輪が絵の内に生き
【評】よかったですネ。「花一輪」のほんもののステキさに出遭いて―。
佳作
長岡市 高橋 幸男
立待ちのスーパームーンは雲間なり白き山茶花のきばに香る
長岡市 斎藤 育
草紅葉明るき土手を走りゆく雲のピエロが車をのぞく
長岡市 安木沢 修風
本を読み山を眺めて紅葉見る至福の心地此処にありしか
長岡市 山ア アヤ
庭の木々囲いとかれてうれしそう春が来たよと背のびしている
新潟市 小船戸 久子
落葉の紅黄朱色描きだす橋には切り絵池には鯉を
長岡市 稲田 吉也
十二月のお日様とても冷たくて間違い電話を丁寧に切る
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