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大星 光史選
睦月の秀歌‐1
長岡市 安木沢 修風
「新しき人」の誕生うれしくてそれを見てゐる母の横顔
【評】とてもたのしい母の「横顔」、さらに素敵でしたね。
睦月の秀歌‐2
長岡市 今井 敏
秋冷の朝のしじまに寺の鐘余韻を残しやがて消えゆく
【評】結句の余韻はとても詩的でしたネ。作者の詩ごころをうるおわせる―。
睦月の秀歌‐3
長岡市 斎藤 育
「ポイ捨てはイヤよイヤイヤ」看板も世相をうつし今年も暮れる
【評】一・二句の「 」は作者の世相観か?如実ですナァ。
睦月の秀歌‐4
長岡市 稲田 吉也
小晦日(こつごもり)大掃除終え湯に浸かる隣家に孫の帰りたるらし
【評】一日の最後を湯殿でゆったりと。すべて「楽しい」。隣家のお孫さんも亦楽しい。
睦月の秀歌‐5
新潟市 小船戸 久子
病の娘(こ)人の為なら動けると白い息吐き自転車走らす
【評】ウーム。えらい娘さんですな。それをじっと認知できる作者あなたもエライ!
佳作
長岡市 青木 流子
落葉掃きつらくなりたる老いの身はあと幾朝と見上ぐる梢
長岡市 高橋 幸男
攻めて攻めてせめて一矢を報ゆとてイレブン達はピッチを駆くる
長岡市 山ア アヤ
部屋の中愉快で楽しいおばあちゃんいつもにぎやか人生語る
長岡市 小林 仙子
障子張り家族そろって手際よく寒い寒いと暖房つけり
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