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大星 光史選
如月の秀歌‐一
長岡市 斎藤 育 ひかり弾く白き皿よりなお光り季節はずれの苺卓占む
【評】ナールほど―。嬉しい限り。ひかり(・・・)の季節の招来感―。
如月の秀歌‐二
長岡市 高橋 幸男 稀勢の里ははは新潟亀田の産のっぺをとわのおふくろの味
【評】新横綱は亀田の産とは楽しいですね。心から応援しますヨ。多分県人全てが―。
如月の秀歌‐三
新潟市 小船戸 久子
この娘(こ)にも必ず来ると春を待つ梅にうぐいす掛け軸かえる
【評】「梅にうぐいす」ぜひ「春を待って」下さい。絵姿と共に―。
如月の秀歌‐四
長岡市 青木 流子 山裾の町に開けるコンビニに日に一度ゆき文化に浸る
【評】「文化に浸る」?でもいいですヨ。そのこころはやはり歌詠みの世界でもありましょうナ。
佳作
長岡市 今井 敏
やわらかな陽射しに赤くほほ染めしりんごにコスモスそっと寄り添う
長岡市 安木沢 修風
わが姉は死して天国逝きしかな永遠(とは)に遣りしその心ざし
長岡市 稲田 吉也
窓の雪蛍光灯に輝きて夜間中学けふ卒業す
長岡市 小林 仙子
丸ぼうず修業を終りて寺帰り皆集まって説教聞くなり
長岡市 今井 敏
芽ぶきたる柳にさかきそえてさし年のはじめの祝い酒くむ
長岡市 小熊 茂子
元気な人うらやましい風が運ぶバッタバッタとマスクかけ
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