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大星 光史選
長岡市 高橋 幸男
塊の雪積むダンプに道をゆずれば礼の警笛短く鳴らす
【評】「ナールホド」。雪と人々自然の"和"たのしいですナ。
弥生の秀歌‐二
長岡市 山崎 アヤ
院内はどなたを見ても点滴をぶらりぶらりと袋がゆれる
【評】「ハーン」。でも観察、人と人とのふれ合い。それを詠ずる貴女もまた妙な仕合せとも―。
弥生の秀歌‐三
長岡市 稲田 吉也
晴れよりも雨が好きよと云う君のちょっと澄まして飲むレモンティー
【評】レモンティーの味は?ともあれ、友人は楽しい!詩風景がたのしい―。
弥生の秀歌‐四
長岡市 小林 仙子
万作や黄色の花が目にとまり茶室の花に1本飾る
【評】「いいですナァ」茶室に更に一本とは―。春と万作と…。
弥生の秀歌‐五
長岡市 青木 流子
卓球に興じて帰り汗のシャツ着替えて静かに一人の昼餉
【評】そんな昼餉はともかく詩にもなる歌になる―。
弥生の秀歌‐六
長岡市 斎藤 育
言い過ぎし悔いの残りて差している雨傘の雪をバサッと拂う
【評】結句はこの詠でとても印象的か―。でも詩情詩詠ならんとも―。
佳作
長岡市 安木沢 修一
冬過ぎて「春の季節」の訪れし嬉しき事の日の長さなり
新潟市 小船戸 久子
この先に一点の光見出せば身を切る思い主治医に託す
長岡市 今井 敏
子の服を買って我が服あとまわしそんな昔が今はなつかし
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