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地域の話題
新年賀詞交換会
天を突く長岡人の心意気

2500人が参集

 長岡市はアオーレ長岡(大手通1)で4日、新年賀詞交換会を開催。約2500人が参加した。
会場のアリーナには地元選出の国会議員・県議会議員を来賓に迎え、市議会議員や市内事
業所、各組織の代表らが集い新年の挨拶を交わしていた。
 磯田達伸長岡市長は昨年10月からの就任。副市長には今年1月1日付で元長岡市福祉保
健部長の水澤千秋氏が就任している。このため市のトップ2人に対し、名刺交換や挨拶を求
める参加者が長蛇の列を作っていた。

磯田市長
長岡を元気にするため全力を尽くす

磯田市長は挨拶に立ち、「市長として初めて迎えた新年です。これから1年間、皆様と共に長
岡をさらに元気あるまちにするために全力を尽くして進めていきたい」と決意を述べ、要旨以下
を述べた(詳細別掲)。
市が進めてきた平和交流事業が日米開戦75年の節目に大きく実を結んだ。長年にわたって
続けてきた草の根の平和交流が、日米の歴史的な真珠湾訪問に繋がったと評価した。
2020年のオリンピック関連ではオーストラリア競泳チームの合宿地に長岡市が決まった。バ
スケットボールでもアルビBBがアオーレをホームに活躍している。これらを受けて「スポーツ都
市長岡」を推進していく。
産業面では「長岡モデルの地方創生」に邁進する。3大学1高専、地場の技術力や資金力を
加えた「技術革新の長岡モデル」創出にチャレンジする。長岡北スマートIC開通にあわせて38
fの産業団地を整備。「雇用の創出」を実現する。若者が主役となるまちづくりを進め、若者の
地元定着やU・Iターンを狙う。
教育施設には先行投資し、教育環境のバックアップを図る。
各地で展開する「地域の宝」を磨き上げ、広域観光を積極的に進めていく。大手通表町東地区
の再開発事業も着実に進めていく、
とした。

新年の抱負も前向き

参加者に新年の抱負を聞いた。
大光銀行の古出哲彦頭取は、「今年も地元の金融機関として、地域経済の活性化に資する。
事業性評価で個人の資産形成に役立てるように、より良いサービスを提供していきたい」と意
欲を滾らす。
長岡技術科学大学名誉教授で前学長の新原晧一工学博士は、「世界に誇れるような長岡に
するため、身に付けてきたことを地域に役立てたい」と決意。
葛{下電設の宮下嘉克代表取締役社長は、「今年も飛躍する年!」と言葉に力を込めた。
潟純Vヅ設計の鷲頭加思郎代表取締役社長は、「1日1日笑顔で過ごせるような、明るい年に
したい」とする。
保護司の青柳和代さんは、「対象者が減ってきて良い方向に向かっている。非行が無いよう、
今後も保護司として頑張っていきたい」と思いを込めた。
民生委員の小林功さんは「皆さんが平安で、安定した生活をしてもらえたら一番いい」と笑顔を
見せた。
山古志闘牛会の松井富栄会長は、「1000年続く伝統文化『闘牛』をもっと大勢の方に知って
もらいたい。いろんな人達と協力しながら、楽しんでもらえる地域を作り、長岡の交流人口が増
えるようにPRしていきたい」と抱負を語った。
小国折り紙アート代表の相波葉子さんは、「健康に注意して、無理せず焦らず頑張りたい」と笑
顔を広げ、自分の作品を磯田市長に贈呈した。

「地域自慢のふるまいメニュー」も登場

会場隣のナカドマでは、合併各地域から「地域自慢のふるまいメニュー」が登場。中之島=雑
煮もち(提供・大沼もち加工組合)、越路=ほたる焼(同・岡鶴堂)、三島=まるごと元気鍋(同・
みしマルシェ実行委員会)、山古志=和牛サイコロステーキ(同・山古志肉用牛生産組合)、小
国=くしこんにゃく(同・農業法人ちやざわ生産組合)、和島=だんご汁(同・道の駅良寛の里
わしま)、寺泊=番屋汁(同・寺泊観光協会)、鮭おこわ、栃尾=揚げたてのあぶらげ(同・栃尾
観光物産会)、与板キノコ汁・甘酒(同・Good Rice Field)、川口=きねつきもち(・道の駅越後
川口あぐりの里)に来場者は舌鼓をうちながら新年を祝っていた。

 
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