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長岡新聞:田中角栄元首相生誕100年
 記念して式典家族や地元住民らが祝う

 故田中角栄元首相の生誕100年となった4日、生家近くの田中角栄記念館(柏崎市西山
町)で記念式典が行われた。会場には、元衆院議員で長女の真紀子氏を始め、近隣自治体
の首長ら地元住民ら約200人が集まり、田中元首相の遺徳をしのんでいた。

ご縁を大切にできる限りの恩返しをしたい

 式典は公益財団法人田中角栄記念館の主催で、生誕100周年を記念した事業の皮切りと
して行われた。この日は、前日までの雨から天候が心配されたが式典時には回復し、来場者
からは「田中先生は晴れ男だったから」といった声も聞かれた。
 財団理事長でもある真紀子氏は式典で「世界中を見せてやると子供のころから言われ、実
際に連れて回ってくれたおかげで、今では世界中に友達がいる」や「政治の世界に入らず、仕
事だけをやっていれば、絶対に日本一の会社になっていた、と話していた」と、田中元首相の
思い出話を披露した。
 地元を中心に多くの来場者があり、真紀子氏は「友人や親せきをはじめ地元の皆さんがあっ
ての我々であり、ご縁を大切にしながら、できる限りの恩返しをしたい。皆さんに集まってもらっ
たことを、父も喜んでいると思う」と感謝した。最後に真紀子氏の音頭で、来場者全員で田中元
首相に向けて「ハッピーバースデー」を歌った。
 首相在任時に最大の外交課題でもあった日中国交正常化を実現した縁から、在新潟中国
総領事館の孫大剛総領事も来場し、「田中先生が両国の関係に新たな一歩を踏み出したこと
が、現在の経済、文化での大きな成果につながっている。ことしは両国が平和友好条約を締
結して40周年でもあり、田中先生の故郷である新潟から友好を発信していきたい」と述べた。
 このほか、真紀子氏や夫の元参議院議員の直紀氏らが同記念館に、五葉松の植樹を行っ
た。
 式典の後には、同記念館に隣接するふるさと館多目的ホールで、柏崎吹奏楽団や西山中学
校吹奏楽部などによる記念演奏会も行われた。

生誕100周年記念事業として生家も公開

 生誕100周年記念事業としては今後、中国文化芸術センターによる祝賀音楽会「中国民族
楽器が奏でる音楽会」が6月9日、ホテルニューオータニ長岡で、真紀子氏と一般財団法人
「日本総合研究所」の寺島実郎会長の文化講演会が10月15日、経団連会館(東京都千代田
区)で、それぞれ予定されている。
 また、11月まで毎月第2金土日曜限定で田中元首相の生家を一般公開している。家屋内部
は、現在も田中家の住宅として使用されているため非公開だが、外観や敷地内の庭、墓の見
学ができる。一般500円、小学生以下無料で、同記念館で申込みが必要。
 記念事業などに関する問い合わせは同記念館(28―6520)へ。





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