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長岡新聞:川口地域の成人式

スライドムービーに歓声

 川口地域の成人式は、川口地域交流体験館「杜のかたらい」で開催。1998年4月2日から
99年4月1日に生まれた川口地域在住の新成人と平成25年度川口中学校卒業生計37人を対
象に19人が出席した。
 磯田達伸長岡市長(川口支所坂田晃秀支所長代読)は「自分の好きなことや興味のあること
に打ち込める人、前例などにとらわれず新しい発想が考えられる人がこれからは必要。自分
のやりたいことをみいだして失敗を恐れず、新しいことに果敢にチャレンジしてもらいたい」と期
待を述べ、川口には年間15万人が利用する川口温泉。150年以上の伝統をもつ越後川口や
な場をはじめ全国に誇れる宝が多くあるとして、「故郷川口で育ったことに誇りと自信をもって
もらいたい」と話した。
自然が豊かで、人の優しさがあふれている

川口地域委員会委員長の小宮山正久さんはアメリカ大リーグのマリナーズで活躍したイチロ
ー選手の言葉を引用し、「壁というのは 出来る人にしかやってこない 超えられる可能性のあ
る人にしかやってこない だから壁がある時はチャンスだと思う」とのべ、「前向きな気持ちを忘
れず、夢や希望をもってやっていって下さい」と励ました。そして、「お世話になった人々に感謝
の気持ちを忘れずに、地域の発展には皆さんの若い力が必要です。是非力を貸してほしい」と
呼びかけた。
 新成人を代表して小宮山大揮さんは「高校を卒業し就職して働いています。つらいこともある
が、逆境に負けず社会の一員として責任ある行動をとっていきたい」と話し、女性代表の小西
真椰さんは「大学進学で新潟市に行きました。初めて川口の地を離れ改めて自分の故郷を見
た時、自然豊かで、人の優しさがあふれている川口はいいなと思った。現在は栄養学を学んで
います。一人前の社会人となることを自覚し心機一転、上を目指していきたい」と話した。
アトラクションには同支所が、新成人らの幼いころからの写真を年代順に、スライドムービーに
まとめて流した。同支所の粋な計らいに、賑やかな歓声が沸いていた。
保護者の平澤陽子さん(47)は「自分の目標に向かって、失敗を恐れずに前に向かって進んで
ほしい。周りの意見を聞き、皆さんに可愛がってもらい、充実した生活を送って欲しい」と話し
た。新成人の関明日香さんは「今はまだ学生ですが、周りの人への感謝を忘れず、夢に向か
って頑張っていきたい。そして見た目も中身も成長していきたいと思います」と話していた。



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