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動物愛護週間(9月20〜26日)に合わせ、「第41回2019動物愛護ふれあいフェスティバル」が
9月23日、ハイブ長岡(千秋3)で開催になった。家庭犬のしつけ方教室や発表会、警察犬の 紹介と模範演技、スポーツドッグデモ、ドッグスポーツ体験などが行われ、動物とのふれあいを 来場者は楽しんでいた。
主催は同実行委員会(河野滋実行委員長)。新潟県や長岡市のほか5市1町1村、県動物愛
護協会の3支部、県獣医師会中越支部が共催。
動物愛護に期待を込める
現在、猫の多頭飼育崩壊が問題となっている。1人で60匹も飼っていた事例がある。これでは
動物愛護とは言えないし、衛生面も劣悪になる。
この対策は、室内飼育の徹底と避妊去勢で野良猫をゼロにすること。主催者では「このことが
どれだけ大事か、他の多くの方にも伝えていってほしい」と話している。
同会場では動物愛護推進大会も開催され、会長の磯田達伸長岡市長(代理水澤千秋副市
長)も「殺処分となる猫がまだ多くいる」と残念がり、市では「飼い主のいない猫の不妊去勢手 術費助成も行い、殺処分ゼロになるように訴えていく」とあいさつした。
長部登県議によれば、動物愛護センター(関原1)ができたことから、猫の殺処分は5年前に
比べると半分になった。それでもまだ殺処分はゼロにならない。「動物の命を愛することは人 間の命を愛すること」と話し、丸山広司市議会議長も「殺処分ゼロが世界中に広がっていけば 素晴らしい世の中になる」と訴えた。
星野伊佐夫県議(一般?新潟県動物愛護協会会長)はライオンズクラブのわんわんパトロール
について触れ「新潟県の会員数は、全国1です。それだけ動物を愛する心を持っている地域で す」と話した。
「わんわんパトロール」認定に21頭
同大会では第3回「わんわんパトロール」認定式も行われた。同活動は長岡悠久ライオンズク
ラブが2017年から普及に取り組んでいるもの。今回から加わった長岡蒼柴ライオンズクラブ の永見峰登志会長(55)は「パトロールを通じて、町内の防犯、犯罪の抑止、地域のコミュニケ ーションを図りたい。いずれ8クラブが参加し地域に広げていきたい」と力を込めた。
同パトロールは犬の散歩をしながら登下校時の子どもたちを見守る運動である。今回の認定
式で新たに21頭が加わり、現在の認定犬は62頭である。新たに認定を受けた諏訪部康男さん (70)は「地域社会に貢献ができればと思い、講習を受けました。13歳の老犬を連れ散歩に出 たいと思う」と話す。
長岡悠久LCビジョン委員会の丸山清司委員長(69)も「動物を通じて人と人が語りあえコミュニ
ケーションが取れる街になってほしい。今後さらに認知されるように動いていきたい」と意欲を 広げている。
表彰も
当日は同会場で動物愛護に関する表彰が行われ、長岡市内からは動物愛護愛育校の部で
市立富曽亀小学校(受賞理由=ヤギの飼育活動で動物を慈しみ生命の大切さを育む)が受 賞。動物愛護功労者の部で小海慶子さんらが受賞。さらに長寿動物飼育功労者として犬の部 127人、大型犬の部9人、猫の部42人が受賞した。受賞した犬の最高齢は16歳、大型犬は15 歳、猫では24歳であった。
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