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(8月25日掲載)
夏の暑さのなかで政治が熱い。県知事の任期を巡って現職の泉田裕彦氏は、早々と立候補を
表明した。日本海横断航路の船舶購入問題が生じて窮地にあるかにみえるが、淡々と県政を 運営。柏崎原発の再開問題も一歩も譲る気配がなく揺るがない。断固として4選を目指してい る▼これに対して過日は、三条、村上、妙高の3市長と聖籠、田上の両町長の5人が公式に、 森民夫長岡市長に出馬を要請した。5月には「泉田県政3期12年間に生じた問題」と題する意 見書を新潟県市長会長森民夫の名前で提出。北陸新幹線建設負担金問題など、国や近隣県 との関係悪化を来したことを指摘した。さらに病院のことなど、泉田県政の在り方を質している ▼ことの経緯を振り返れば、ここに至って立候補を断れない。任期を3年以上残して果敢に知 事選に挑戦する。だが県民生活は単一ではなく、全ては一枚岩ではない。様々な課題には常 に賛否両論がある。それらを議論しながら一つの結論にたどりつくのが民主政治だろう。市長 会も同じであって、全員の意見が同一ではないようだ。それだけに県知事選挙の帰趨はどうな るのか。県民の判断が問われている▼長岡市も市長選に入る。元長岡市議会議員で前回も 市長選に立った藤井盛光氏(38)が、再度立候補する。さらに磯田達伸長岡市副市長(64)と 小熊正志長岡市議会議員(66)も立候補する。現状では三つ巴の熾烈な選挙戦の想定であ る。知事選との同日選になるのかも気にかかる▼それぞれの考えを、じっくりと聞くときがき た。(とけいそう)
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