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大星 光史選
如月の秀句‐1
長岡市 田中 シズ子 梅白し日あたりの良き寺の庭
【評】日当たりのよい寺の庭。とてもよい景ですヨ。その内で心の美しさを「梅
白し」に注いだ感覚は素敵です。景観がとても楽しい俳人になって下さい。
如月の秀句‐2
長岡市 田村 明子 聞き役の妹(いも)の笑顔にぼたん雪
【評】聞き役の妹さんはとてもやさしい人なのでしょう。何やら妹さんの笑顔
とぼたん雪の両者を一句に溢れさせている気分の句。ステキですね。
佳作
長岡市 大図 栄子 初売の揃ひの襷に声の張り
長岡市 田村 藤枝 穏やかな暮らしを祈る初詣
長岡市 矢島 佳子 節分のどよめきの中当たりくじ
長岡市 林 惣峰 雪残る村の歌舞伎や幕上がる
長岡市 津端 セツ 小さき庭ふくら雀の二羽三羽
長岡市 島田 文代 玻璃戸越し背(せな)に冬日の影長し
長岡市 藤原 一夫 新雪にシュプール描く我は画家?
長岡市 甲野 栄子 カーテンを開ければ窓は雪明かり
長岡市 青木 流子 青苔の氷雨に濡れて井月碑
長岡市 今井 敏 括られて紅あざやかな寒椿
長岡市 金澤 秀作 薄氷を破(わ)ってみたいな傘の先
長岡市 小熊 茂子 師走入り鳥が喜ぶ熟し柿
長岡市 宮下 点亭 コンビニのおでんも買うて留学生
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