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大星 光史選
卯月の秀句‐1
長岡市 島田 文代 新調の靴あと八分春がすみ
【評】「八分の春がすみ」と「靴あと」と…。何やら春がすみの豊かな詩情が愉しい。
卯月の秀句‐2
長岡市 平澤 フミ子 今生の氣流に乗りて雁帰る
【評】結句の想い痛切にして抒情溢れるそんな風景の一瞬。
卯月の秀句‐3
長岡市 津端 セツ チューリップ抱き合う葉先ほほえまし
【評】抱き合うチューリップとは?花に対する"愛"がホノカニ伝わって楽しい一句で
すなア。
佳作 長岡市 田村 明子 樋の水上手にはじける春近し
長岡市 大図 栄子 春の雪孤独になりて広き家
長岡市 林 惣峰 春暁や新聞届く函の音
長岡市 矢島 佳子 キッチンに香り漂ふふきのとう
長岡市 青木 流子 春めくや白雲ふんはり四方に湧く
長岡市 今井 敏 川風とたわむれいるや糸柳
長岡市 宮下 点亭 鳥の恋日当たる駅のホームにて
長岡市 小熊 茂子 桜餅葉が命の味しまり
長岡市 甲野 栄子 卓上の椿一輪目に楽し
長岡市 小林 良子 春来たりめでたき事やのし名書き
長岡市 金澤 秀作 夜桜や大人気分の出会いかな
長岡市 田中 シズ子 昼餉どき皿に春呼ぶランチかな
愛知県東海市 斉藤 浩美 井戸はまだ生きている亀鳴きにけり
長岡市 藤原 一夫 山笑う海老オムライス食べにけり
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