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大星 光史選
皐月の秀句‐1 長岡市 小熊 茂子 一輪咲き待たれてうれしい花心
【評】「花心」とは誰? とにかくうれしい句の気分。とてもよい素直
な心、俳諧の世界とも思います。
皐月の秀句‐2 長岡市 金澤 秀作
心地よい風に誘われ麦の秋
【評】いいですね。「麦の秋」とは。作者の気分がそのまま句に転
ずる価値となりました。
皐月の秀句‐3 長岡市 小林 仙子
うすあかり桜の木々が光ってる
【評】初句の尊さ? なぜか作者の"桜"に対するおもいが深くポエ
ムとなり心となるのでしょう。
佳作 長岡市 青木 流子 山茱萸(さんしゅゆ)の花おぼろなり雨の夕
長岡市 林 惣峰 種蒔し畝緩やかに曲りをり
長岡市 今井 敏 千年の風雪凌ぎ滝桜
長岡市 島田 文代 砂遊びぽつんと残る紙風船
長岡市 甲野 栄子 入学の手続すめばなごり雪
長岡市 大図 栄子 福寿草陽射しの入る老の居間
長岡市 田村 明子 夕方の電話の声やおぼろ月
長岡市 小林 良子 山笑う奥へ奥へと手招けり
長岡市 津端 セツ 花の雲見る度色の濃くなりぬ
長岡市 宮下 点亭 夕辛夷裏山下りる老兄弟
長岡市 矢島 佳子 清明や囲ひをはずし爽快に
長岡市 田中 シズ子 ひたる子猫の眠りやわらかし
長岡市 藤原 一夫 加茂川や五百匹泳ぐ鯉幟
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