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大星 光史選
如月の秀句‐1
長岡市 田村 明子
眼力(めぢから)のすてきな女性マスクかな
【評】「すてきな女性」でも「マスク」。そして何やらん眼の力とは?でもいいですヨ。俳句のエネ
ルギーね。
如月の秀句‐2
長岡市 田村 藤枝
何もかも叶う気のする初日の出
【評】初日に全てが幸(さち)とは、とてもステキな気概。「良いペース」。
如月の秀句‐3
長岡市 矢島 佳子
店先に客を呼び込む福寿草
【評】福寿草にはそんな「力」があるとは。あなたも幸せ―。俳句のエネルギーでもあるとはとて
も良い―。
如月の秀句‐4
長岡市 小林 仙子
お正月吉野杉のちょこ酒うまい
【評】ナールほど。そう感じとれるだけでもいいですナ。句の味わいでもある―。
如月の秀句‐5
長岡市 大図 栄子
癒す一身のほのぼの香る柚湯かな
【評】自らの心の癒しにもなる「柚湯」。いいですナ―。
如月の秀句‐6
長岡市 小熊 茂子
元旦ひっそりと一人ぜんざいで
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