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物価の高騰に対して政府は国民に補助金を出すという。具体的にはまだ決まっていないようだ
が、その資金はどこから出てくるのだろう。頑張っている人から集めた税金をばらまいたところ で、ドンブリの水を別のドンブリに移すだけのようだ。とても心配になる▼国際通貨基金(IMF) によると日本の名目GDP(国内総生産)が、世界4位に転落するとのこと。どうやらドイツに抜 かれるらしい。高度経済成長を成し遂げた日本は、1968年に世界2位に躍進したがその後、 中国に抜かれた(2009年)。このときは、かなりショックだった。今度は4位になる。もはや昔 日の面影はないのか▼名目GDPはおおむね人口に比例する。しかし、ドイツの人口は日本の 約7割にすぎない。それなのにどうしたことか。背景には円安の結果、ドル換算では目減りした ことがあるという。だがそれだけではないだろう。日本は90年比で約1・3倍に成長したが、一 方のドイツは約2・8倍も成長した。この点に着目して日本の労働生産性が低いと指摘する声 がある。なぜ日本は低いのか。そこに問題の本質があるとの指摘である▼大量の助成金や補 助金が合理化や生産性向上を遅らせていることはないのだろうか。世の中は円安になった。 石油を始め海外への依存がコスト高になっている。日本は転換期に直面したようだ。(とけい そう)
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