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山古志住民会議が総務大臣賞を受賞

山古志竹沢甲の「山古志住民会議・ネオ山古志村」(山古志DAO・竹内春華代表)が進める
「NFT×限界集落〜デジタル村民と挑戦する新たな村づくり〜」が総務省の「令和5年度過疎
地域持続的発展優良事例表彰」で総務大臣賞を受賞。10月26日、富山県で開催の「全国過疎
問題シンポジウム2023inとやま」で表彰を受けた。同会議の竹内春華代表と田中仁氏が11
月14日、アオーレ長岡に市長を表敬し受賞を報告した。

デジタル技術に可能性を見出した

同受賞は新潟県では11件目。総務大臣賞は令和2年度以来である。同省では本受賞につい
て、「中越地震による被災、平成の大合併による市町村合併を契機に住民主体の地域づくり
の機運は高まっている。その一方で、少子高齢化をくいとめることが出来なかったものの、物
理的制約を解放するデジタル技術に可能性を見出し、取組を開始した。ローカルの価値を最
大限に広げるのがデジタルであると考えNFT(非代替性デジタル資産)の『デジタルアート×電
子住民票』としての活用を開始。NFTを接点とした共同体を形成し世界中から知恵や資源、独
自資金を集め、地域を存続させる挑戦をしている」と高く評価している。
同大臣賞はこのほか、一般?筆甫地区振興連絡協議会(宮城県丸森町)と朝日町Maas実証
実験推進協議会(富山県朝日町)が受賞。全国過疎地域連盟会長賞に潟zップジャパン(福
島県田村市)、昭和村(福島県昭和村)、論田自治会及び熊無自治会、ろんくま移住促進委員
会(富山県氷見市)、NPO法人本と温泉(兵庫県豊岡市)、家賀再生プロジェクト(徳島県つる
ぎ町)が受賞した。

新しい事が始まっている

竹内代表は「現在デジタル村民は1600人となり、村民以外の山古志ファンの応援がある」と
喜び、「今回10・23のイベントを一緒に作りあげることができ良かった。今後は収益事業も行な
っていきたい」と意欲を強めていた。
同行した田中さんは「NFTというとなじみがないと思うが、今回総務大臣賞をいただき、周知さ
れることとなった。良かった」と喜ぶ。「10・23でも年齢、性別に壁(を感じることなく)無く意見交
換でき、フラットに会場作りができた」とし、「デジタル村民の方でも闘牛も毎回見に来て、牛の
名前などを発信してくれている。新しい事が始まっている」話した。
磯田市長は「山古志での試みが、総務大臣賞受賞という大きな評価をえた。多くの方々に認
知されて、なお一層闘牛人口の増加につながっている」と喜びを語った。そして「来年は地震か
ら20周年。デジタル住民からリアルな居住化(移住)へ、ツーリズム(観光)だけではなく、住民
という付加価値へ広がる。そうした方向へ向けたベースとしてのプラットホームができた」と評
価し、竹内代表と田中さんにエールを送った。
市長との3人の会話は今後の山古志の活性化へ向けて、思いが弾んだ。


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