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 長岡赤十字病院・石川に派遣の医師らが帰還
被災地の状況を報告

 能登半島地震の被災者支援のために派遣された長岡赤十字病院(千秋2)の医師や看護師
らが、11日夕方に戻り帰還式が行われた。活動を終えた医療救護班5人と災害派遣医療チー
ム「DMAT」4人の計9人は、現地の様子や活動内容を報告。川嶋院長はその労をねぎらっ
た。

日赤新潟支部から11人が派遣

 日赤では全国の支部から70班以上が被災地に派遣されており、交代で活動を続けている。
日本赤十字社新潟県支部(新潟市中央区)は6日、医師と看護師からなるDMATを、7日に医
療救護班をそれぞれ石川県に派遣した。石川県のほかにも、同地震の影響で被害が出た新
潟市内の病院にも派遣している。
 DMATは、阪神大震災後に災害拠点病院などで編成される。医師や看護師、業務調整をす
る事務職員で構成され、大規模災害や事故などの現場で急性期から活動できる機動性を持っ
た専門的な訓練を受けた医療チームである。
今回、同支部から派遣されたDMATは、金沢市や七尾市などで被害状況の情報収集や医師
など派遣の調整に当たった。
 また、医療救護班は長岡赤十字病院の医師2人、看護師2人、事務職員1人に新潟県支部
の事務職員2人が加わった7人で構成。被災地(珠洲市)に赴き、日赤石川県支部の指示に
従って避難所の医療活動に取り組んだ。
新潟県支部の事務職員はテント設営などの作業に当たり、12日まで被災地で活動した。

息の長い支援が必要

 医師や看護師ら9人が病院に戻った時は、川嶋禎之院長をはじめ職員らが拍手で出迎え
た。派遣された宮島衛医師は、金沢市内で能登半島から空輸で搬送される患者の受け入れ、
七尾市内での避難所への救護班派遣の調整に当たったという。「現地は非常に寒い。内陸に
近い七尾市でも断水が続いており、息の長い支援が必要と感じた」と報告した。
 珠洲市内の避難所を巡回診療した救護班の篠原博彦医師は、「地震で道路が寸断されたう
え、雪と雨で状況が日々変わっている」「現地の人たちの苦労を痛感した。新型コロナやインフ
ルエンザなどの感染拡大も懸念され対策が必要になっている」とした。別の避難所を回った谷
本弘幸医師は「薬の不足について相談されることが多かった。避難所で血栓症などを少しでも
減らせるように活動してきた」と話した。
 報告を受けた川嶋院長は「これからも赤十字救護班の支援は続くと思うが、皆さんの持ち帰
った情報を利用し次の活動に生かしたい。被災地での活動、本当にごくろうさまでした」と、労
をねぎらった。
 新潟県支部では、今後も救護班派遣などの支援をしていく考えで、今月中旬には第2班が出
発する予定。



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