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新刊案内『長岡築城物語』、『いい湯めぐり温泉紀行』：詳しくはこちら
選者 小栗 正和
| 子供から大人まで、初心者でも大歓迎。はがきに雑詠３句以内、住所、氏名（柳号）、電話番号を
明記し、長岡新聞社「悠久文芸・川柳係」（〒９４０‐００７１ 長岡市表町２‐３‐１‐２Ｆ）へ。 締め切りは毎月15日、選者の選を経て長岡新聞紙面で毎月第１土曜日に掲載します。その後この
ホームページで紹介します。 |
水無月の秀句
長岡市 渡邉 空歩 ゆとりなど縁なく生きて定年へ
【評】大過なく、無事定年を迎える、これ程嬉しいことはありません。今後は趣味に生き、
人生を楽しんでください。
佳作
長岡市 渡邉 空歩 マドンナも普通の人にクラス会
酔ってない思っていても千鳥足
長岡市 山﨑 草太 俺だけが同じ会費で蚊帳の外
一言を述べて侘しい帰り道
長岡市 小室 清琴 今スマホ頭使わず触れるだけ
政治家が言いなりになってた弱味
見附市 北村 大成 越山の開いた道へ信号機
一行の余白を残し明日を待つ
長岡市 野田 明夢 煙に巻く生き抜くための一手段
世界遺産多過ぎ興味尻つぼみ
長岡市 中島 圭一 父の日も母の話で盛り上がる
やあどうも不思議な味のする言葉
長岡市 中島 貞男 喜寿迎え背中だけでもシャンとせり
お若いと言われて補聴器使えない
長岡市 大図 栄子 木の芽吹く野山街並弾み出す
今日もまた元気の枝が手を広げ
長岡市 猪嶋 和子 畑に出て野菜の姿に一喜一憂
母の日に届くお花に喜ぶ私
長岡市 田中 シズ子 ホコ天で掘出し見つけ儲かった
蚕豆や煮ても炊いても青き味
長岡市 遠藤 登 公約が寝た子を起こす選挙カー
長岡市 西方 要圓 涙声唄う人達葉も繁る
長岡市 小林 仙子 風が吹きつくしの花粉子孫ふえ
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