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川柳:入選作俳句:入選作短歌:入選作
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2015年11月:短歌入選作
大星 光史選
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短歌募集要綱
子供から大人まで、初心者でも大歓迎。はがきに3句以内、住所、氏名(柳号)、電話番号を明記
し、長岡新聞社「悠久文芸・短歌係」(〒940‐0071 長岡市表町2‐3‐1‐2F)へ。
締め切りは毎月末日、選者の選を経て長岡新聞紙面で毎月第3木土曜日に掲載します。その後こ
のホームページで紹介します。


霜月の秀歌‐1
       長岡市 青木 流子
       戻り来て道辺に拾ふ落葉は我が胸に住む悲しみの色
           
         【評】下二句の作者の悲しみの色とは「落葉」。路に拾う落葉。さて何やらん。
            ポエムの哀切なる想いかも?

霜月の秀歌‐2
       長岡市 大久保 千代野
       売れ残る花を抱えて持ち帰り菊の香に酔い活けてありたる

          【評】"花"には色彩だけでなく素敵な嗅覚も。その素晴らしさに作者の美的
             感覚が楽しい。売れ残りの花にも寄せるおもい…。

霜月の秀歌‐3
       見附市 宮島 梅子
軒板の隙を這い出て朝顔の今日は咲きたりうす紫に

           【評】朝顔に対する詠む人の心がにじむ一首。結句に漂う余韻。

霜月の秀歌‐4
       見附市 早川 モトエ
       稲刈りの全て終わりし我が里は弥彦の裾まで広がる静けさ

           【評】一年の労働、農作業の終了。その後に広々とした秋の景色。
              なんて素晴らしい人生とも感じます。

霜月の秀歌‐5
       長岡市 高橋 実
       中学の教え子にカッと手を出したこと鮮明に老後も忘れじ

            【評】結句に"忘れ難し"のおもい。むしろ教え子への懐かしみ親しみも
               老後に残る詩情ですね。

佳作
        長岡市 今井 敏
        鰯雲人に話せぬ事がありただじっと空を見上げる

        長岡市 小林 仙子 
        庭の草花がみえない兄と取る汗ふきだしてきれいになった
 


悠久文芸、短歌・俳句を募集
 長岡新聞社では、短歌・俳句を募集しています。子供から大人まで、初心者でも大歓迎。多く
の応募をお待ちしています。
 応募方法は、はがきに自由詠3首、3句以内、住所、氏名(号)、電話番号を明記し、長岡新
聞社「悠久文芸 短歌係または俳句係」(〒940‐0071 長岡市表町2‐3‐1‐2F)へ。締め
切りは毎月末、発表は翌月第3木曜日発行の本紙上。神無月の短歌・俳句は、10月15日(木)
に掲載予定です。


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2015年10月:短歌入選作
2015年10月:短歌入選作