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大星 光史選
師走の秀歌‐1
長岡市 今井 敏 黄絨毯境内せまし大銀杏狛犬しかと守りゐるやに
【評】下二句への作者の思い入れ、なつかしさは、上三句と狛犬さんとのポエム
の詩風景…。
師走の秀歌‐2
見附市 旭山 正太 盛りたる花の形をそのままに淡き冬日の中のあじさゐ
【評】冬日の中の"あじさゐ"。しかも淡き日ゆえにいよいよの美しさ。心惹かる
るもの甚だし。
師走の秀歌‐3
見附市 長谷川 綾子 いつのまに秋の気配に包まれて山の心も色づき満つる
【評】結句の「山の心も色づき満つる」の思いは作者の感慨でしょうか。
いいですね。よき秋景そのままですね。
佳作
長岡市 佐藤 松乃 刈り入れの済まぬ黄金の田の上に容赦なく降る長月の雨
長岡市 青木 流子 紫の水晶の色思はせて通草(あけび)ふくよか夕べ口あく
見附市 岩間 高 あけぐれの濃霧は視界をさえぎりてすれ違い往く若きカップル
長岡市 高橋 実 銀杏散る一ひら一ひら数ふごとついには歩道一面埋めたり
長岡市 小熊 茂子 背丈あり手足も長く踊る姿カマキリに似て皆大笑い
長岡市 高橋 幸男 山茶花はあまく香りぬ父母のそれぞれを看る我とわが妻
悠久文芸、短歌・俳句を募集
長岡新聞社では、短歌・俳句を募集しています。子供から大人まで、初心者でも大歓迎。多く
の応募をお待ちしています。
応募方法は、はがきに自由詠3首、3句以内、住所、氏名(号)、電話番号を明記し、長岡新
聞社「悠久文芸 短歌係または俳句係」(〒940‐0071 長岡市表町2‐3‐1‐2F)へ。締め 切りは毎月末、発表は翌月第3木曜日発行の本紙上。神無月の短歌・俳句は、10月15日(木) に掲載予定です。
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