長岡新聞:トップ
社主のプロフイール 
川柳:入選作俳句:入選作短歌:入選作
購読の申込みメールでOK。 1か月1851円です。
新刊案内『長岡築城物語』、『いい湯めぐり温泉紀行』:詳しくはこちら
記者を募集しています(0258−32−1933:星野へ)


2016年3月:短歌入選作
大星 光史選
川柳:入選作俳句:入選作短歌:入選作」目次へ
短歌募集要綱
子供から大人まで、初心者でも大歓迎。はがきに3句以内、住所、氏名(柳号)、電話番号を明記
し、長岡新聞社「悠久文芸・短歌係」(〒940‐0071 長岡市表町2‐3‐1‐2F)へ。
締め切りは毎月末日、選者の選を経て長岡新聞紙面で毎月第3木土曜日に掲載します。その後こ
のホームページで紹介します。


弥生の秀歌‐1
   長岡市 斎藤 育  磨きいる鍋に朝日のきらめきて 春が出窓をそっとノックす  
        【評】とても良いですね。「出窓をノック」、しかも「そっと」というのは気になります。
        朝日、春、きらめき、素敵な一詠。いいですナ。

弥生の秀歌‐2
   見附市 佐野 芙美子 ドカ雪に交通網の途絶えしとふ病院の予約取り消す朝(あした)
        【評】北国、雪国、越後は厳しいゝ世界。病院、疾患の苦からも離脱。
         そんな悲しみ。雪はとてもうらめしや「しかし」の一詠。それもまた良し。

佳作
長岡市 小林 仙子  浅き春我家の花は元気良く今年もどうぞよろしく咲いて
 
長岡市 青木 流子  陶の雛二つ飾りてやはらかに心解きをり弥生近づく

見附市 岩井 義二  娘らに誘われ泊まる宿の湯に二月の夕日沈むまで見つ

愛知県東海市 斉藤 浩美
              子に遺すノート数冊行間に喜怒哀楽の子育ての日々

見附市 宇之津 金次郎  老木の根方に添へばそのぬくみほのかに沁みて心地よきかな

長岡市 今井 敏   水平の彼方に赤き陽の昇るこの感激をこの歳にして

見附市 早川 モトエ  野良仕事始まるまでの冬の日々終活セミナー聞きて備うる

長岡市 佐藤 松乃   孫たちの姿見えぬにどこかなと捜す真似せば炬燵が動く

長岡市 高橋 幸男   億年の名残の波(重力波)を額に受けしかと言えざるこのもどかしさ

長岡市 稲田 吉也   在りし日の君愛せしを供しますいちご大福道造詩集

見附市 宮島 梅子   雨止みて今宵の宿の相談か枯木に雀のかしましく鳴く


記者を募集しています(0258−32−1933:星野へ) 
購読の申込みも同番号へ
トップへ
戻る



2016年2月:短歌入選作
2016年2月:短歌入選作