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川柳:入選作俳句:入選作短歌:入選作
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2016年4月:短歌入選作
大星 光史選
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短歌募集要綱
子供から大人まで、初心者でも大歓迎。はがきに3句以内、住所、氏名(柳号)、電話番号を明記
し、長岡新聞社「悠久文芸・短歌係」(〒940‐0071 長岡市表町2‐3‐1‐2F)へ。
締め切りは毎月末日、選者の選を経て長岡新聞紙面で毎月第3木土曜日に掲載します。その後こ
のホームページで紹介します。


卯月の秀歌‐1    愛知県東海市 斉藤 浩美
                  スニーカーは青春の色春の色野を歩くため街歩くため  
【評】とてもリズミカルですね。その調子で遠き県外からの投稿大いに賛成。今後も頑張って投
歌の歩みをしてください。

卯月の秀歌‐2    長岡市 今井 敏
                  軒先の雀の声に目覚めたり春の息吹きに心ときめく
【評】結句の「心ときめく」が素敵です!!やはり春の息吹き、新鮮な感覚。嬉しい季節なんですな
ア。一首のよさですね。

卯月の秀歌‐3    見附市 岩井 義二
                  白鯨の横たわるごと嵩雪の静かに痩せて春歩み来る
 【評】結句の「春歩み来る」が嬉しい。しかも「白鯨」とか「嵩雪」とか、作者の春を深く待つ心
が沁みる一首。

佳作
       長岡市 稲田 吉也
               君逝けり君の愛せし猫死セリ私はけふも海を見にゆく
 
       長岡市 青木 流子  
               鄙に住む姪より賜ふ越冬のキャベツ白菜色白じろと

       見附市 旭山 正太 
               用無くも気軽に行き来せし友の逝きてしまへり氷雨降る日に

       長岡市 高橋 実  
               四十四年過ぎたり我ら夫婦なり出会いの頃の気持ち確かむ

       長岡市 早川 モトエ 
               大地震の東日本に想い馳せ一助になればと海産物買ふ

       見附市 宇之津 金次郎 
               そつの無く笑みを絶やさぬ話しぶり巧き話の裏透きて見る

       長岡市 斎藤 育
               強風のふっととぎれて春彼岸墓前の炎夫のごと立つ

       長岡市 高橋 幸男
                クリオネは海の天使ぞ存在の理(ことわり)あるや旺盛なる食

       見附市 宮島 梅子 
               風邪で臥す独り居気遣いヘルパーを頼んでおいたと息(こ)は出勤す

       見附市 長谷川 綾子
               各駅の列車の窓に碧い海さざなみ見えてひとり鼻歌

       長岡市 小林 仙子
               入院し上膳下膳ありがたさ早く良くなり退院したい


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2016年3月:短歌入選作
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