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2016年5月:短歌入選作
大星 光史選
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短歌募集要綱
子供から大人まで、初心者でも大歓迎。はがきに3句以内、住所、氏名(柳号)、電話番号を明記
し、長岡新聞社「悠久文芸・短歌係」(〒940‐0071 長岡市表町2‐3‐1‐2F)へ。
締め切りは毎月末日、選者の選を経て長岡新聞紙面で毎月第3木土曜日に掲載します。その後こ
のホームページで紹介します。


皐月の秀歌‐1    長岡市 稲田 吉也
           君なくも世界は今日も夕暮れる仕事帰りに檸檬を買った 【評】「檸檬を買っ
た」との結句はとても印象的。ステキですね。二句三句の気持ち大気、詩情とともども夢あり、
いいですな。

皐月の秀歌‐2    見附市 宮島 梅子
        三歳(みとせ)余を逢はずにおれば女(め)の孫は「はたち」前なるまぶしさを持つ
【評】下二句の「『はたち』前なるまぶしさを持つ」とはとてもヨイ。お孫さんに対する"愛"であり、
心からの祝福楽しさですね。作者、お孫さんのよき運を祈るばかりです。

皐月の秀歌‐3    長岡市 安木沢 修風
      九州の大地が揺れる春の夜「人間(ひと)」の哀しみ「大地」の苦しみ
 【評】九州熊本の大地震。「人間」も「大地」も苦しむといった哀歌―。しかも時は「春の夜」と
いったよき日でもあったが…。


佳作     

見附市 平原 富江
      窓開けてドライブすれば春風入りぬ小さな喜び大事に生きたし
 
見附市 早川 モトエ
      春の光背中に受けて葱を蒔く健やかなることに沁み沁み深謝

長岡市 高橋 幸男
      竹林の脇は思索の道なりてうたをなさんと遠まわりせり

長岡市 斎藤 育
       腰あげてペダル踏みゆく少年は葉桜の土手点となりゆく

長岡市 今井 敏 
       子等つれて遊園地にゆく若夫婦遠き日なつかしく思いうかびぬ

長岡市 青木 流子
       薹立ちの冬菜に追肥施せる我をめぐりて紋白は舞ふ

見附市 宇之津 金次郎 
       継続は力であると知りながら途中で投げる自分が憎い

長岡市 小林 仙子
      すずらんやかわいく咲いて香り良く一本もらいテーブルに飾る

見附市 大久保 千代野 
      よばい星などとどうして言わるるか夜空の君は朧に霞む

長岡市 佐藤 松乃
       「トンネルを抜けると雪国…」思い出づ越後湯沢(ゆざわ)の家並白く輝き



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2016年4月:短歌入選作
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