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 米百俵フェス
10月7〜9日に開催決定

 音楽と長岡を代表する食と花火を楽しむ野外音楽フェス「長岡米百俵フェス〜花火と食と音
楽と〜」が10月7〜9の3日間、東山ファミリーランド(栖吉町)で行われることが発表された。主
催する米百俵フェス有限責任事業組合の代表・北牧裕幸同フェス総合プロデューサーが20
日、アオーレ長岡で記者発表をした。
 同フェスは、子どもから高齢者までが楽しめる今までにない音楽フェスとして、2018年に初
開催された。市営スキー場のゲレンデを利用したステージは、音響と観覧のよさで来場者や参
加者からは好評となっている。ただ、19年は台風で中止、20年はコロナ禍で来場を県内在住
者に限定するなど規模が縮小された。昨年は、開催を3カ月延期し、会場をアオーレ長岡と屋
内に変更した。

コロナ禍での開催の知見を生かす

 会見では、参加アーティストや開演時間は未定としながらも、観客間の距離を空けるなどの
新型コロナの感染防止対策はとるが通常通りに開催することが発表された。コロナ禍での2年
間の開催での経験を生かし、キャンプやフードエリア、新人発掘オーディションなど縮小、中止
していたアクティビティもフルで実施する。
 家族で楽しめるフェスとして感染防止対策は徹底する。北牧代表は「屋外のマスク着脱につ
いては国の指定に従うが、密になる所では着用を徹底する」と説明し、飲食に関してもこれまで
の知見を活用し一定のルールを作成したいとする。

出演者は過去最大規模の25組以上を予定

 出演者は調整中で、過去最大の25組以上を見込んでいる。6月中旬に第1弾を発表し、7月
中旬に第2弾、8月の長岡まつり後に全出演者を披露する。市民が対象の割引チケットは、7
月1日から販売開始予定。
 来場者は、コロナ禍前は1日1万人を目指していた。予定通りの開催となった初回が2日間
で1万1000人が来場し、中止となった2年目のチケット販売状況は好調だった。ただ、今回は
感染状況が開催時にどうなっているか分からないため、目標などは決めていない。
 市が共催し、会見では磯田達伸市長は「食や花火など音楽以外の部分が多くあり、オール
長岡で盛り上げたい。待ちに待ったフル開催。ぜひ会場に来て楽しみ、リピーターになってほし
い」と期待した。
 北牧代表は「長岡花火を打ち上げるフェスはほかになく、規模は最低でも過去と同様と考え
ている。夏は長岡まつり、秋は米百俵フェスとなることを目指している。自然の中で家族や友人
と集まり楽しめるフェスにするので、楽しみにお待ちいただきたい」と意欲を高めている。




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