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摂田屋・宮内地区を起点に、蓬平温泉と山古志地域にかけた一帯の観光振興を目指す「醸
造・発酵のまちづくり協議会」発足が進んでいる(事務局=市観光・交流部)。11月30日には設 立準備会が長岡市立劇場で開かれ、運動の中間報告が行われた。エリアビジョン案などが示 され、来年1月の協議会発足に向け委員らは議論を深めていた。
歴史的な資源を活用した観光まちづくり
摂田屋・宮内地区は、戦国時代から続く酒造業の吉乃川をはじめ、歴史ある酒やみそ、しょ
うゆなどを製造する蔵元が集まっている。旧機那サフラン酒製造本舗を中心とした整備も進ん できた。
観光庁では、歴史的資源を中核に地域の潜在価値を一体的に活用する観光・地域経営の実
現を目指し「歴史的資源を活用した観光まちづくり推進事業」を展開。該当地域での観光まち づくりの取り組みの進捗に合わせ、同庁や専門家が伴走しながら調査、支援を行っている。
市は今年度、同地区の持続可能で稼げる観光を図るとして同事業に応募。このほど、全国の
14事業の一つとして採択された。
8月から同協議会設立のため準備会で検討をしてきたもの。観光まちづくりに向けて新たな動
きが始まっている。
女性層をターゲットにしたエリアビジョン案
面的で、かつ持続可能な観光地づくりには、地域の多様な主体による幅広い連携と協働によ
る地域経営体制が重要である。
準備会には同地区の活動団体や観光関係事業者に加えて、金融機関や交通事業者も委員と
して参加。同地区を起点として、近隣地域にも足を伸ばしてもらうことで相乗効果を発揮するこ とも視野にいれ、蓬平や山古志地域も含めた協議会を目指している。
今回が3回目の準備会。これまでに旧機那サフラン酒製造本舗や空き家の活用、新たな体
験コンテンツの検討などのワークショップを開いてきた。出された意見を基にエリアビジョン案 が策定され、約15人の委員が話し合った。
エリアビジョン案では、目標を「住むひと、訪れるひと、もてなすひと、みんなしあわせのまち
『近者説、遠者来』」とし、ターゲットを35〜49歳を中心とした女性層とした。その理由を「醸造・ 発酵のまちをテーマとした観光の競合が多い」ので「差別化を図るために女性層をターゲットと した。一緒に来た男性にも魅力を感じてもらえるようにしたい」と説明があった。
事務局を務める市観光・交流部の星雅人部長は「居住者、事業者、来訪者が、ここに来てよ
かったと思えるような持続可能な観光地、街づくりとしたい。ゴールに向かっての第一歩の協議 会設立に向け準備していく」と話していた。
今後は、12月に摂田屋・宮内地区の住民説明会を開く。集まった意見などを反映させてエリ
アビジョン、協議会の規約などを策定する。来年1月の準備会で、最終版を示し協議会移行の 可否をきめる予定。
詳しくは星野まで。(0258−32−1933) (naganews@crest.ocn.ne.jp)
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